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『コップ・ムービー』
今年ベスト級の『ミッドナイト・ファミリー』の様な作品と期待して見たが、そもそも普通のドキュメンタリー作ではなかった。中盤のネタ明かしは興味をそそられたが、後半からはネタ切れが。
実験的ではあるが、普通にメキシコ警察に密着した方が面白くないか?汚職部分も含めて。
アクアマン』
“海”は美しく、“英雄”は勇ましく、そして“映画”は面白い。【DCEU】を復活させた天才ジェームズ・ワンの手腕に感服するしかない。
エンタメ作品として満点の娯楽性が、大波の如く訪れる。そして個人的な一番サプライズは、「ジュール・ヴェルヌ」の世界観を理想的な形で現代に描いた事。
『最後の決闘裁判』
語られる3つの主張という構成は確かに『羅生門』を彷彿とさせる。そしてリドリー・スコットらしい作家性を孕んだ骨太な作りが面白い。
強く生きようとする女性像や、灯りの中の映像表現は流石。個人的には上手くいかない夫婦の性生活を、種馬の暴走に例えたのが気持ち悪くて素敵。
『007 私を愛したスパイ』
シリーズ第10作。ロジャー・ムーアボンドでは珍しく、悲恋めいたロマンス要素が強い。ムーア自身やクリストファー・ノーランとベスト007と挙げている人気作。
名物キャラのジョーズや、潜水ボンドカーの登場など、人気なのも頷ける要素が多い。バーバラ・バックが怖いけど。
『007 サンダーボール作戦』
シリーズ第4作。予算アップにより脈略もなく派手なアクションがてんこ盛り。
一本の映画としてはまとまりが悪いが、水中アクションや描写はいつ見ても秀逸。特にクルーズ船が暴走するクライマックスは、最近でも『インクレディブル・ファミリー』で似た様な展開があった。
『007 ロシアより愛をこめて』
シリーズ第2作。007で最も人気の高い本作は、スパイアクションとしての浪漫を全う。罠と分かっていながらトルコへ飛び込むボンドの逃走劇に、タチアナと感謝はメロメロ。
さらにラスト30分の畳み掛けが凄く「陸・海・空」の全てを使ってのアクションに目眩が起きる程だ。
『L.A.スクワッド』
大作が続いたデヴィッド・エアーが再び、ロサンゼルスの裏街道に戻って来た。キャリアを取り戻したいという心意気がビンビンに伝わっては来たが、目新しい物を描けない凡作に。
しかし出演してくれたシャイア・ラブーフを含め“義理堅さ”と言う要素が、彼の作家性の一つだと再認識。
『ジャングル・クルーズ』
ディズニーパークの再現としては、アクションシーンはよく出来ていたと感じた。特にクルーズ船に乗り込むドタバタは、主演二人の息の合わなさが活劇として作用。
しかし期待し過ぎた為か、それ以降のドラマは右肩下りに盛り下がっていく。もう少し“泥臭く”あって欲しかった。