//=time() ?>
「ワンダビジョン」
不穏感極まりない空気が何とも怖い。そしてパロディと言うには余りにも作り込まれ過ぎている「シチュエーション・コメディ」風が楽しい。
とりあえずはまだ、伏線やら作品構造やらが明かされていないので一本のシットコム作品として楽しんだ。後々が怖いけど…。
#ワンダヴィジョン
第8位『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』
本作はマーク・トウェインの様な冒険譚にも、嫌な現実から逃げる大人の逃走劇にも見えた。どちらにせよロードムービーの傑作には違いない。
劇中の舞台である湿地帯の景色と「友達は自分で選べる家族」と言うセリフを、一緒忘れない。
#2020年映画ベスト10
魏延を「一番の武将」と呼ばせてしまう、末期の蜀がマジでヤバかった。やりくり上手の孔明もとうとう死ぬし、役不足の姜維に全て押し付けるのも可哀想だった。何より劉禅の最後のセリフが、ドロドロ戦いの諸行無常感を表す事に…。
グッバイ数多の英傑達、フォーエバー数多の英傑達。
『羅小黒戦記~ぼくが選ぶ未来~』
中国製作と言う事が、頭から抜けてしまう程のハイクオリティさに驚く。中でもソフトで丸みを帯びたデザインのキャラクターが、画面を縦横無尽に掛け抜くアクションは異次元級。
満を辞した吹替版のキャスト陣の演技も素晴らしく、最初からこう作られていた感じる程。
『トロールズ ミュージック★パワー』
ドリームワークスの新境地を見た。音楽のジャンルと言う区別を使い「多様性」の重要さを描いたのは見事だが、それ以上に“他と違う”と言う普遍的なテーマも提示。少し説教臭さも感じたが、子供向けとしては十分。
サイケデリック味が溢れるアニメ表現も癖になる。
『ウルフズ・コール』
フランス産潜水艦映画という事と、ソナー員が主人公である新鮮味を感じたが、いざ見てみるとかなりポンコツ映画ではないか?
所々でトンデモ描写はあるし、何より展開があまりにも脈略が無さ過ぎる。面白そうなシーンもあるが、全体的な集中力は散漫になってしまう。とても残念。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
完結編としても、約束の果たし方も、そして「あいしてる」の答え合わせとしても“完璧”な作品。140分と言う上映時間の先に見える結末に、文句の付けようがない。
特に石川由依の声は別格。積み重ねてきた様々な感情を出し切る演技に、胸が締め付けられる。
臼井儀人の原作を原案にした本作は、ファンにとって嬉しい要素が多く用意された。今までの劇場版らしからぬOPであった為不安が募ったが、それすらも仕掛けであったのだ。
何より「ぶりぶりざえもん」と言う名物キャラの復活は嬉しい。畳み掛けの先頭には彼がいる。
#ラクガキングダムとほぼ四人の勇者