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Niko Nikolić /"Drugo mesto"聞きました。セルビアのSSWによる1stアルバム。広がりのある低音ボイスと透明感に満ちた煌めくギターの響き、ロックとしての激しさは持ちながらその優雅な混交は聴く者を、アルバムジャケのような切ない優しさに満ちた世界へと誘うよう。夕暮れ時に耳を傾けたくなる1作。
Alise Joste / “Šākātā”観ました。ラトビアのSSWによる新たなアルバム。紡がれる透明感のあるラトビア語の連なりから、世界の片隅に転がる停滞した不安と憂鬱が立ち現れてくるとそんな繊細な表現力を持ってる。ジャケットのポップさとは逆に、余韻は秋の孤独のように何だか物悲しい。なかなか。
Jluch / “ВЯРА”聞きました。ブルガリアのラッパーによる多分3rdアルバム。それぞれ独自な修羅の道を行くブルガリアのラッパーたちの中で、磐石の地位を築いてきたJluchのアルバムは割かしアメリカからの影響が濃厚で、入門者でも聞きやすいのではないか。私としてはもっとアクが強い方が良いですが。
Erki Pärnoja / "Leva"聞きました。2ndアルバム"Efterglow"が暁の傑作、3rd"Saja lugu"が停滞した落胆ときての4thですが、アコギの清冽な音色はそのままに、緩やかな反復が極個人的な憂鬱とエストニア的寒空の神話の間を行きかう様は2ndのノリが戻ってきた印象。あの傑作には及ばずとも美しい、安堵。
Maronda"Insólito Vergel"聞きました。スペイン出身サイケデリック・ロックバンドの4thアルバム、音の基調は確かに極彩色のサイケな響きでありながら、そこに草原を優しく撫でる黄昏の風のような切ない叙情が加わり、聞いていると何とも感傷的な気分に。どちらかと言えばダウナーな余韻。
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集まれ、あぶない看護婦たち!~めくるめくNurseploitationの世界
鉄腸マガジン更新その1。君は「あぶない看護婦」を聞いたことがあるか?日本ではVHSバブルに消えるも70年代前半の米ジャンル映画界を語る重要作品!ということでシリーズ12000字徹底解説!これが私の全力だ!
https://t.co/57XBuePvb6
ロカルノ2020を振り返る
何度も言っていますが、この夏はロカルノ映画祭短編部門43作品43本を全て観たので、その全てを振り返る総括記事を記しました。ここには映画の未来がある!渾身の記事なので、ぜひともお読みください!
“血指环”観ました。お前らは母を殺した!俺は復讐の鬼になる!世にも珍しいシンガポール産カンフー映画であり、ふやけた皮膚のようなアクション、笑撃の鉄仮面首領(その下に布マスク着用)などそのB級具合に脱力するも、全く成就していない野心にシンガポール映画界の試行錯誤を感じ何だか微笑ましい。