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佐藤健太郎さんのイラストまとめ


製薬企業研究者からサイエンスライターに転身。大学や研究機関の広報などアカデミアにも片足を突っ込む。サイト「有機化学美術館」の中の人、折り紙と囲碁が趣味。著書に「医薬品クライシス」「炭素文明論」「ふしぎな国道」「世界史を変えた新素材」など。ライターとしての仕事→ x.gd/UEX7W
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デンプンにヨウ素を加えると、らせんの中にヨウ素が取り込まれて並び、青紫に色づいて見えます。これがヨウ素デンプン反応です。加熱するとらせんが緩んでヨウ素が逃げ出し、色が消えますが、冷えると再び青くなります。家庭でもできる簡単な実験なので、試してみてはいかがでしょうか。

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アミロース(デンプン)です。最も基本的な糖であるグルコース(ブドウ糖)が長くつながり、らせん状になっています。植物がエネルギーを貯蔵するため、よい栄養源であるグルコースをたくさん連結させ、保存しやすくしたものです。米・麦・芋など、我々にとっても貴重な栄養源です。

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本日はカリックスアレーン。ベンゼン環にOHがついたフェノールという単位が、炭素一つを介して環につながっています。カリックスはギリシャ語で「杯」を意味し、その名の通りカップのような構造です。昨日のクラウンエーテル同様、他の化合物の研究中に偶然に合成されました。

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その重合した物質こそが、昨今よく見かけるアクリル樹脂です。ごちゃごちゃした構造ですが、これがあの透明さの秘密です。ごちゃごちゃのために分子の鎖同士がまとまりにくく、全体が均等に乱雑になるので、光を通しやすいのです。光は通すがウイルスはブロックする、人類にとって頼もしい味方です。

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