Kenzyさんのイラストまとめ

A Long Vacation (1981) / EIICHI OHTAKI 。さらなる涼を求めて。大瀧詠一さんが松本隆さんと創り上げた最高峰の音と詞の世界です。真っ青な空とビーチが見えるプールサイド、パラソルとデッキチェア、眩しい日差しと爽やかな風。私がジャケットの風景に取り込まれていきます。

Common Ground / BIG BIG TRAIN 。活動歴が20年もあるベテランProg Rockバンドですが、音がキラキラして若い感じがとてもいいです。未熟者の私は前作から聴き始めたばかりですが、その瑞々しさとさり気ない超絶テクニック、そして英国の湿り気との配合バランスの虜になっています。

Windows (1976) / Taï Phong 。ごくたまに怪しくなるハイトーン・ヴォーカルがとてもいい味を出しており、曲調も相まって涼しく爽やかな空気に包まれます。静と動の落差が気持ちいい"When It's The Season"に始まり、胸がキュンとする"Cherry(Bonus Track)"で締める流れが好きです。

Windows (1976) / Taï Phong 。人生初タイ・フォン。伊藤政則さんのラジオで何曲か聴いたことはありますが、透明感があって穏やかな印象だけが残っていました。疲れている時に心身を委ねるにはちょうどいいと思います。本編ではないボーナス曲ですが"Cherry"がとても気に入りました。

Day Of Salvation (2018) / THOUSAND EYES 。胸を抉るような切なさや、怒りや悲しみに満ちた魂の叫びなどを、これでもかと叩き付けてくるKoutaのギターに圧倒されます。道元の歌の迫力がまたすごいんです。私には絶望感の向こう側に一筋の光りが見えてきます。

Glory, Glory To The World / LOVEBITES 。”ぶらどらぶ”のオープニングを見られなかったので、"Winds Of Transylvania"も含めて聴きます。

The Writing On The Wall / IRON MAIDEN 。YouTube拝見。現在の世界情勢を絶妙にリンクさせながら、Bruce Dickinsonが切々と物語を紡ぐ世界。Steve HarrisでなくBruce主導。今更ながらエディーというイメージ・キャラクターを創り上げ、それを時代と共にアップデートさせる上手さと凄味を感じました。

Heart, Mind And Soul / HARDLINE 。ジョニー・ジョエリがフックのあるメロディーを歌う内容に一切のブレなし。こちらもアレッサンドロ・デル・ヴェッキオが関わっており、”Rock&Metal界の小室哲哉”と言って良いでしょう。（笑）

The Enigma Birth / TIMO TOLKKI'S AVALON 。安定してこの世界観を創り出す熟練の技。多彩なシンガーの起用も的を射ており、それぞれが最高の仕事をしていると思います。個人的には1曲目のPelleKの高音シャウトで骨抜きにされ、耳障りの良いJake Eの歌声で安らぎました。

HELLOWEEN 。インゴ・シュヴィヒテンバーグへの敬意、バンドやメンバーやスタッフへの義理と人情、そしてドラムに対する熱くて真摯で誠実な姿勢。さらにSkyfallではCozy Powellを憑依させて叩いた話。BURRN! 8月号でのDani Lobleインタビューを読みながら聴いていたら鳥肌が止まりません。