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#映画覚書
『愛してるって言っておくね』
鉛筆のような線で描かれた、セリフのない12分のアニメ。観客が物語を読み取る必要があるからこそ胸を揺さぶられる。痛ましい事件で娘を失った両親。苦しみと悲しみは消えない。それでも人生は続く。だから、楽しかった思い出も決して消えはしないのだ。
#映画覚書
『ザ・ライダー』
ロデオで大怪我を負った男の再生の物語。馬に対する愛情やロデオに対する未練はありつつ、怪我の後遺症や心に残る恐怖も拭えない。周りからの期待も負担になり、新しい一歩を踏み出すには勇気がいる。自分の生き方を決めるまでの時間とはかくも静謐なものなのか。
#ドラマ覚書
『マンダロリアン:S2』
壮大なるスター・ウォーズのサーガが積み上げてきた遺産と、このマンダロリアンが紡いできた物語が、最終話で信じられないほど美しく結実する。監督としての手腕、オリジナルへの深い愛情と理解、サービス精神が詰まった理想的なスピンオフ。
#ドラマ覚書
『マンダロリアン:S1』
スター・ウォーズを観て育った映画人が作った「私達が観たかったスター・ウォーズ」。ある意味世界で最も成功した二次創作で、作り手も観客も満足できる幸運な作品。しかも『子連れ狼』風西部劇に仕立てられていて最高なのである。This is the way!
#映画覚書
『ブルータル・ジャスティス』
不寛容な社会と不適切な報酬のせいで悪事に手を出すことを決める警官とその相棒。ゆったりとしたテンポ、リアルな会話、乾いたユーモア、突発的な暴力が独特の世界を作り出している。まるで70年代のような敗者の空気が漂う極上の犯罪映画だ。
PCのスクリーンセーバーを今は葛飾北斎の『富嶽三十六景』をランダムで表示させている。あまりに素晴らしくて見るたびに惚れ惚れする。特に構図の美しさが堪らない。技術は真似できてもセンスは真似できないのだと、こういう絵を見ると思い知る。
音楽のジャンルの中でも特にロックにおいて初期衝動は重要な要素。1stアルバムはアマチュアとして制作した作品だが、2nd以降はプロとしての作品になる。その間には厳然たる違いがあり、1stアルバムだけしか持ちうることの出来ない強烈な輝きがある。それを求めて今もロックを聴いている気がする。
#みんなが選ぶ邦楽オールタイムベストアルバム100_In2020
聴いたことがなかったアーティストを順にチェックしてるんだけど、andymoriがめちゃくちゃ良い。僕の心の青臭い部分にビンビンと響いてくる。ボーカルの声が持つ甘酸っぱい切なさがたまらないんだよなあ。
#映画覚書
『エルム街の悪夢』
夢で起こった出来事が現実に反映されるという秀逸な設定。良くないとされる夢オチを軸に物語を構成する逆転の発想。夢からは決して逃れられないという恐怖。周りから信じてもらえない主人公が孤立無援で戦う不安感。そして映画史に残るモンスター、フレディの造形。