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小林永濯(1843~1890)の「道真天拝山祈祷の図」です。無実の罪で太宰府に流された道真公が、稲妻輝く天に向かい祈りを捧げています。杖も冠も取り落し天を仰ぐ彼の足元はつま先立ち。まるで浮かび上がり神になる瞬間を切り取ったようです。この時代にこの動きのある構図。凄いと思いませんか?
鮮明かつ美麗なイラストのこれは「奇跡の本」と言われています。何が奇跡なのかというと、この本が1550年頃のものであるから。アウグスブルクで作成されたこの本はつい最近発見され、その保存状態の良さから人々を驚かせました。169ページに渡り、水彩画と文で自然・宗教にまつわる事柄を語っています
コミック「寄生獣」の表紙を思わせるこの画像は、仏のRoland Topor氏(1997没)の作品です。彼は画家で小説家で脚本家。残酷だがユーモアもあるその絵は一度見たら忘れられません。日本では馴染みがない人ですが、映画「ファンタスティックプラネット」の脚本家と言えば解る人もいるでしょう。
本日は検疫の日。昨今の情勢を鑑み、安政5年「安政箇労痢流行記」(仮名垣魯文編)をご紹介します。これは当時流行したコレラの猛威をまとめたもの。民衆はこの病気を「虎狼狸」(コロリ)などと呼び恐れました。画像は火葬場の様子。コレラで増え続ける死者をさばききれない光景が描かれています。
ベルギー漫画家エルジェの「タンタンの冒険」。今も多くの人に愛される作品ですが、この主人公タンタンにはモデルがいます。それが写真の少年Palle Huld(2010没)です。彼は1928年、デンマークの新聞の企画により15歳で単独世界を一周。2万人の観衆に迎えられながらコペンハーゲンにゴールしました。
★ブルックスブラザース
米ブルックスブラザースが先日経営破綻しました。同社は1818年にニューヨークで設立された紳士服の老舗。しかし近年のオフィスワーカーのスーツ離れにより経営は苦しかったようです。画像は1970~80年代の同社のカタログ。キメキメの渋いダンディがポーズをとっています。
本日は七夕。毎年この季節はかっぱ橋七夕まつりでビールに焼き鳥、かき氷なのですが、今年は中止です😭三代歌川豊国の「当世葉唄合 七夕の図」を見て心を慰めようと思います。この時代の七夕は短冊だけでなく、西瓜や瓢箪の飾り物を笹にぶら下げました。左の子が真剣に願い事を書いていて可愛いです
★ハリー・アンダーソン
アンダーソンは1930年代から50年代にかけて、大量の広告挿絵を手掛けた米国画家です。子供、犬、きれいなママ、ハンサムなパパ。黄金期アメリカのアイコンがその絵の中にはあります。晩年には宗教画を描いて過ごしていることから、信心深い方だったのではないかと思います。
イラストレーターDIEGO SANCHESさんが面白いGIF動画を作っていたのでご紹介。これはサイエンスコンバットという架空の格ゲーキャラ。ホーキング博士のブラックホール、ニュートンのりんご落とし、アンシュタインの光速波など楽しい動画が一杯なので見てみて下さい。https://t.co/y4kvZWfkcO
東京のコロナ感染者が一向に減りません。疫病払の意味で「辟邪絵・栴檀乾闥婆」(12世紀)をご紹介します。画像左の武田信玄みたいな人は乾闥婆。胎児と子供、そして母親を守る善神です。病や災害で悪さを働く悪鬼にブチ切れた彼が、その悪鬼どもの首を三叉槍で串刺しにしています。頼もしいです❤