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溶けた時計の絵が有名なサルバドール・ダリ。かなりシュールな芸術家でありますが、彼はこれまたシュールな物語「不思議の国のアリス」の挿絵を描いています(1969)。ウサギの穴に落ちるアリス(左)、芋虫との会話、トランプの女王との対決。どれもなかなかに難解ですが、芸術性はハンパないです。
1909年、英国で発売されたカードゲーム「C.W.F Snap」のカードです。様々な職種の制服をまとった子どもたちがポーズを取っている姿がとても可愛いですね。先日ご紹介した少年煙突掃除夫の姿もあります。カードの総数は60枚。絵合わせ的なルールらしいですが、詳細は今ひとつ解りませんでした🙇♂️
今日南海トラフ大地震が起こる、などという下らないデマがネットで流されているようです。それは無視するとして、安政2年の鯰絵「金持をゆすりにきたか大地しん」をご紹介します。左の鯰は商家から金をゆすって(揺すって)いる最中。洒落ですね。便乗して大工らも店主に小遣いをねだっています😆
本日はコカ・コーラの誕生日です。
1886年ジョン・ペンバートン博士はコカ入りの謎シロップを作成しました。これがコーラの原型。以後、米国を代表する飲み物となります。画像は1900年前後のものですが、当初は「頭痛に効く」と謳っていた模様。コーラ瓶が女性の体をモデルに、というのは嘘だそうです
本日は子供の日なので童謡本をご紹介。画像は大正8年、北原白秋の童謡集「トンボの目玉」の挿絵です。「からたちの花」などの童謡で有名な白秋ですが、その作風は結構ネガティブ。左画像「金魚」の歌詞は帰らぬ母を待つ少女が金魚を一匹ずつ突き殺して、最後は自分も飢えるという内容になっています。
本日は七十二候、牡丹華(ぼたんはなさく)に当たります。そこで名人の牡丹画をご紹介します。左は葛飾北斎御大の「牡丹に胡蝶」。右が歌川広重(二代目)の「東京北沢牡丹」です。時代的には北斎が僅かに先輩。両方素晴らしいですが、私の好みから言わせてもらえば北斎の方が好きかな、と思います。
★終戦直後の絵本
昭和21年、子供向け絵本「オトノエホン」です。昭和20年終戦ですからその直後の出版になります。内容は様々な物が立てる音を分かりやすく文字にして幼児に教えるというもの。戦中の絵本とは全く違ったほのぼのとした内容です。ノコギリの音、ギーコじゃなくてズイコなのですね。
★グルメの元祖
村井弦斎は明治・大正に活躍した人。報知新聞に小説「食道楽」等を連載しました。食道楽はグルメもの、というより食の知識を啓蒙する内容でしたが、これが大ヒット。その内容は「美味しんぼ」の源流となっていると言われています。画像は小説の口絵で「大隈伯爵家の台所」の様子です
キュプロス島の王ピュグマリオンは女嫌いの彫刻好き。自分が彫った大理石の乙女ガラテアをひたすら愛する彼を哀れに思い、女神アフロディーテは大理石に命を与えます。このお話を元ネタにしたのが映画「ピグマリオン」。「マイ・フェア・レディ」もまた、このお話が元ネタと言われています。
コロナ禍により非常にキビシー(財津一郎風)です。もう神頼みという状態なので、河鍋暁斎(1889没)の「 せつないときの神たのみ」をご紹介。左画像はタイトルどおり神頼みの図。右は石橋を叩いて渡る、魚心あれば水心、残り物には福がある、などの図です。コロナを吹き飛ばしそうな勢いがありますね