//=time() ?>
情熱の国スペインで、黒い髪と黒い目を持つ美女を描き続けた男。それがフリオ・ロメロ・デ・トーレス(1874生)です。彼が描く美女達はいつもこちらを見ており、その瞳は何か言いたげ。トーレスはかなりのイケメンでしたので、ひょっとするとモデルさん達は彼に惚れてたのかもと思いました。
トライポフォビア(集合体恐怖症)の方はちょっとご注意を。画像はフランス貴族ルイス・デ・ラバルの為に編纂されたと言われる宗教書(15世紀)の一場面です。キリスト教の聖女大集合場面らしいのですが、後ろに控える聖女の目線がなんとも...。不敬ですが私はゾワっと来ました😱
猩々(しょうじょう)。もののけ姫に出てきたあのゴリラみたいな生き物の名です。日本では類人猿の総称として使われる事もありますが、元々は中国の架空生物。高い知能を持つも心は獣というアンビバレントな存在であります。能の演目では赤ら顔の酒好きUMAとして登場。ここでは福をもたらす善玉です。
最近、朝の5時から太陽光線で目が覚めます。部屋は蒸しており不快そのもの。正直バテました。カラッとした爽やかな朝が早く戻るように願って、Edward Robert Hughes(1851生)の「朝の翼」をご紹介します。ヒューズはみんな大好きラファエル前派に影響を受けた画家。幻想的な作品を多く描いています。
夜、片田舎で列車を待つ二人。女はスカートを捲りあげストッキングを引き上げますが、男はそんなあられもない姿にも全く無関心です。木一本生えていないこの地のように、乾いた二人の関係。この孤独な絵を描いたのは現代のエドワード・ホッパーと言われるNigel Van Wieck(米・1947生)です。
日に三回のご飯より日本人はクリムトが好き。その彼を中心として結成されたグループ「ウィーン分離派」に属していたのがコロマン・モーザーです。彼は絵画やデザインの世界で活躍し、中でもアム・シュタインホーフ教会の装飾(左・右下)は有名。そういえば左の飾り絵とかクリムト風味がありますね。
50代以上なら多分一度は見たことある「チキチキマシン猛レース」。元々は「Wacky Races」という1968年に放送された米のアニメでしたが、画像はそのコンセプトアートです。岩石オープン、プシーキャット、ギャング7、ヒュードロクーペと懐かしい顔が勢ぞろい。ケンケン助けてー!のセリフが大好きでした
20世紀初頭の絵本「さんぴきのくま」の挿絵です。ある日平和に暮らしていた熊一家の家に少女が無断侵入。少女は子供用のお粥を完食。子供用の椅子を破壊。あげくに眠くなって子供用のベットで爆睡します。熊一家に犯行を見つかった少女は謝りもせず逃走。一家は呆然と犯罪者の背中を見送るのでした。