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『ゲーマーズ!6』(葵せきな) 読了
拗れに拗れた疑念がある程度清算されたように思う。それを決定付けたのがかの分割挿絵のシーンであり、雨野が最高に漢で主人公だった。
そしてラスト、長く偽って来た本当を伝えた瞬間を見て感じたのは、嗚呼どうしてこうもラノベヒロインは可愛いのかということ。
『ゲーマーズ!5』(葵せきな) 読了
たった4人の人物で構成されたW浮気......に近しい説明し難い関係、と言えばこの錯綜っぷりが少しでも伝わるだろうか(無論誰にも悪意はなく、本作らしい不運と誤解によるものだが)。
ラスト、不運にも勇気のベクトルをずらされた結果が、まさに全滅ゲームオーバー。
『Re:ゼロから始める異世界生活Ex』(長月達平) 読了
本巻の主人公はクルシュとフェリス、そしてもう一人がフーリエ。彼という人物がいたこと、彼らは友であったこと。今のクルシュ陣営に至る過去が語られ、王選に懸ける想いを知られる良い物語だった。
彼らの距離が好き。好きだった。それに尽きる。
『ゲーマーズ!4』(葵せきな) 読了
真摯で情の厚い上原が、ナンパ好きの浮気野郎だと勘違いされて行くのが中々かわいそう。かたや雨野は、鈍感難聴系主人公とは似て非なる天然たらしに。
誰もが誰も悪意がなくて、早とちりだけが関係を拗らせていくことが彼らの一番の問題であると共に一番面白い所。
『Unnamed Memory Ⅳ』(古宮九時) 読了
読者だけが知っているという状況は楽しいが、同時にもの悲しくもある。オスカーとティナーシャは好きだが、やはりオスカーとティナーシャも好きだったから。
また、王たる器で、立場を違えない賢さがある二人がもどかしい。しかし、全て引っ括めてそれが良い。
『ゲーマーズ!3』(葵せきな) 読了
なんとも凄まじい勘違いっぷりだと思う。現状、上原視点での雨野⇄天道、星ノ森→雨野の矢印以外の全て、言うなれば読者が快適に読める最低限以上の全てが錯綜している。
だからこそ、2巻然りこの3巻のラストでも、誤解が解けた瞬間が面白く、気持ち良さを感じる。
『14歳とイラストレーター8』(むらさきゆきや) 読了
悩む乃ノ香への悠斗の行動が良かった。一歩間違えばさらに傷つけかねなかったと思うが、お互い全て本音だったからこそのあの結果だと思う。
そして、今回の炎上を通して、ナスとの関係の進展を望みたい。無自覚な重さ、好きなので。大好きなので。
『Re:ゼロから始める異世界生活6』(長月達平) 読了
>「——何も、してこなかった」
元の世界での自らの怠惰を悔い、恨み、責めるこのスバルの台詞が、読者の心をも切り刻む。
その後再びスバルを立ち上がらせる、レムにとってのスバル像。それを語るレムの一言一言が好き。第5章『ゼロから』最高です。
『ゲーマーズ!2』(葵せきな) 読了
勘違いと間違いとが噛み合ったがための不意打ちハッピーエンド。ギャルゲヒロインと天道を重ねるのはミスリードだと思っていたのだが、存外早いラブコメだった。
その裏で、視点を変えつつ積もり積もっていた誤解が一気に爆発するのが気持ちよく、とにかく面白い。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー1 雪乃side』読了
アンソロジーなので一つ一つ感想書きました。一応、ネタバレにご注意ください。