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『友達の妹が俺にだけウザい4』(三河ごーすと) 読了
明照が考える5階同盟と恋愛においての自らの立ち位置と、他の面々の認識。彩羽が縮めたその差を、同盟全員でもっと縮めて欲しい。明照の自己否定を否定して欲しい。
頑張ることは誰でもできると彼は言うけれど、頑張り続けるのは才能だと思うから。
『ゲーマーズ!』(葵せきな) 読了
各々異なるゲーム観やゲームを好きな理由を持つキャラクター達が、互いの行動を誤解しすれ違う。勘違いがさらなる勘違いを呼び、拗らせ絡まり合ってさらにさらにすれ違っていく。奇跡的なまでのその様子が面白い。
青春錯綜系ラブコメとはこういうことかと言った所。
『Re:ゼロから始める異世界生活2』(長月達平) 読了
繰り返しの中での思い出。そこで抱いた喜び、疑念、安堵、絶望。その全てがなかったことになってしまう。記憶の中だけのものになってしまう。
>「——なんで、覚えてねぇんだよ‼︎」
ままならないなと思う。それがこの作品の面白さではあるけれど。
『りゅうおうのおしごと!11』(白鳥士郎) 読了
熱い対局には紙面を超える迫力があって、萌えるシーンには身悶えした。この一年半読んできたシリーズの中で、三本の指には入る傑作。
将棋が好きな人も駒の動きさえ分からない人も、ロリコンもそうじゃない人も、全員一度読んでほしい。後悔はさせない。
『りゅうおうのおしごと!10』(白鳥士郎) 読了
>「だって澪が知ってる小学生で一番強いのは、神鍋さんじゃないから」
笑顔を浮かべキッパリと言う。そして放たれる決断の、逆転の一手。
あいへの友情と悔しさと憧れとが複雑に織り混ざった心情の発露も、その憧れを乗せたこの一手も、本当に痺れる。
この記念すべき木曽撫子誕生の日に、アイコン変えます。
神鳴沢セカイで覚えてくれている人もいると思う。でも、病み撫子がかわい過ぎるから。
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『妹さえいればいい。13』(平坂読) 再読
>「……あんたやなゆから見たあたしって、本当にこんな人なの?」
優しくて真っ直ぐで情熱的で、完璧な人間じゃないけどすごく格好いい。白川京はそんな魅力的な主人公なのだと、彼女自身が僅かでも認められたことが嬉しい。
>そして、三年の月日が流れた。
『妹さえいればいい。11』(平坂読) 再読
機械的に執筆を再開した伊月。目指した主人公像を見失った時、身近に主人公然とした人を感じた時、彼らに才能で劣ると思った時、諦めた時。これら全てが堪らなく辛い。そして……
>「……なんですか? この、ゴミは」
クリエイターとは難儀なものだと思う。
『妹さえいればいい。10』(平坂読) 再読
自己評価を高めるのはそう簡単ではないだろうが、やはり京はもっと自信を持てたらと思う。
>「それでも、頑張ったけどダメだったら悲しいってことくらい、わかるよ」
京から春斗へ。そして今回、春斗から初へ。繋がれた言葉が既に2人の作家を救ったのだから。
『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』(鴨志田一) 読了
”空気“という要素が、終わらない思春期と新たな大学生編の始まり強調するように思う。
そして新キャラ。会話での咲太の皮肉めいた切り返しが好きな身として、美東を好きになるのは自明であった。やはりウイットに富んだトークは楽しい。