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『妹さえいればいい。13』(平坂読) 再読
>「……あんたやなゆから見たあたしって、本当にこんな人なの?」
優しくて真っ直ぐで情熱的で、完璧な人間じゃないけどすごく格好いい。白川京はそんな魅力的な主人公なのだと、彼女自身が僅かでも認められたことが嬉しい。
>そして、三年の月日が流れた。
『妹さえいればいい。11』(平坂読) 再読
機械的に執筆を再開した伊月。目指した主人公像を見失った時、身近に主人公然とした人を感じた時、彼らに才能で劣ると思った時、諦めた時。これら全てが堪らなく辛い。そして……
>「……なんですか? この、ゴミは」
クリエイターとは難儀なものだと思う。
『妹さえいればいい。10』(平坂読) 再読
自己評価を高めるのはそう簡単ではないだろうが、やはり京はもっと自信を持てたらと思う。
>「それでも、頑張ったけどダメだったら悲しいってことくらい、わかるよ」
京から春斗へ。そして今回、春斗から初へ。繋がれた言葉が既に2人の作家を救ったのだから。
『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』(鴨志田一) 読了
”空気“という要素が、終わらない思春期と新たな大学生編の始まり強調するように思う。
そして新キャラ。会話での咲太の皮肉めいた切り返しが好きな身として、美東を好きになるのは自明であった。やはりウイットに富んだトークは楽しい。
『妹さえいればいい。3』(平坂読) 再読
>「…………主人公になりたいんだ、俺は」
分かると簡単に言うのはおこがましいかもしれない。けれど敢えて言おう。
伊月のここでの悔しさ。高校生時代、小説を書こうと決意した時の数多の感情、願望。滅茶苦茶分かる。
これを読むと小説を書いてみたくなる。
『妹さえいればいい。2』(平坂読) 再読
春斗には誰も憎めなくて、何が悪かったのかも分からない。その不条理さに現実感を感じる。
>「ぞれでもっ!頑張ったけどダメだったら悲しいってことぐらい、わがります!」
京やOKINA氏の言葉は読んでいるこっちまで嬉しくなる。ほんっとに京いい子だと思う。
『妹さえいればいい。』(平坂読) 再読
久々に読むと思いの外過激だったが、やはり面白い。
>「……お前が将来作家を目指す予定がないなら読んどけ。(後略)」
伊月が京に景色シリーズを勧める台詞。那由多への気持ちと彼女の作品に抱いた感情がこのシーンに全て詰まっている。もの凄く深く濃い台詞。
『りゅうおうのおしごと!8』(白鳥士郎) 読了
女流棋士、公開対局。そんなことに関係なく、勝利にかける熱がぶつかり合えば、名局が生まれると言う。
>「名局賞だ……」
プロや奨励会員に劣等感を感じてきた彼女らが、不慮の目隠し将棋で、名局賞候補とも謳われる将棋を指したことが熱く、嬉しい。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編1』(衣笠彰梧) 読了
綾小路が全力を見せる時、その時周りは何を思い、どう反応するのか。それが楽しみで堪らない。
そして、ホワイトルームからの刺客。怪しすぎる〇〇はミスリードなのか。そう思わせるのもミスリードなのか。ボクっ娘の謎が気になるところ。
『りゅうおうのおしごと!3』(白鳥士郎) 読了
負けたくないという八一やあいの想い。将棋が好きだという飛鳥の、そして桂香さんの想い。そんな想いを携えて、逆転に挑み、死力を尽くす様が熱い。
ことさら桂香さんは、『二十歳のわたしへ』が辛くて切ないけれど、悩んだ末の真っすぐな気持ちが好き。