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丁礼田舞と爾子田里乃が水着姿で湧いて出た。
「「おにいちゃ~ん♪ 今日はよろしくね~♡」」
二童子が携えた摩多羅隠岐奈からの書状には二人の面倒の依頼がしたためられており、プールの入場券が同封されていた。
永江衣玖は鏡の前で身支度をしていた。
「今日は直行でお仕事なんです♪」
念入りに帽子の位置を調整する衣玖さん。
ベッドの傍に脱ぎ捨てられている服を着たらと言ったら、どうやら忘れていたらしい。
「およよっ!?」
河城にとりに外界から持ち込んだ家電の修理を依頼した。
手こずっているうちに夜になったので、にとりには家に泊まってもらった。
「盟友!! 直ったよ~っ☆」
深夜、貸したYシャツを羽織ったにとりは得意げに鼻を擦った。
比那名居天子は自宅に押しかけて来てむくれていた。
「今日のデートは中止ってどーゆー事よっ!?」
雨だから。何なら、てんこの能力で晴れにしてくれ。
「私は雨の中で遊びたいのよっ!! それから私の名前は『てんし』っ!!」
風見幽香の命令で太陽の畑で働いていたら夜になってしまい、幽香の庵に泊めてもらう事になった。
「夢幻館だったら客間があるんだけど、狭くてごめんなさいね。ふふ……♡」
ゆうかりんは淫靡にたった一つのベッドへ誘うのだった。
命蓮寺の朝のお勤めを終え、自主的に休憩していると、封獣ぬえが声をかけてきた。
「あんた、ナニだらけてんのよ? 聖にどやされたいの?」
寝転がった状態でぬえのスカートの中の正体不明の布切れを眺めた。
――紫か。
間欠泉地下センターに併設された温水プールに水橋パルスィがいた。
「新聞の契約したら優待券くれたのよ。――さっきからジロジロ見て妬ましいわねぇっ!?」
リア充の巣窟に橋姫がいるというのもあるが、彼女の水着が、解けて……。
星熊勇儀に用があるので旧都にある彼女の屋敷を訪れた。
彼女の自室の襖を開けると、勇儀姐さんは着替え中だった。
「き……、きゃあああああああああっっっ!!!!!」
鬼の四天王とはいえ、勇儀姐さんもまた乙女であった。
村紗水蜜が命蓮寺の講堂に来るよう言っているそうなのではせ参じた。
「よ、よく来てくれたわね……。た、立たせてくれないかしら? そーっとね――あああああっ!!」
船長は長時間の正座で足がしびれたようだ。
射命丸文は文々。新聞本社兼自宅でおニューのカメラを見せびらかした。
「あややや☆ どうです、試しに撮ってみます? 被写体もここにいますし♡」
そういうと着替え中だった文はわざとらしく服をはだけて見せた。