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夢幻館の前でエリーは水着姿で寛いで――もとい、門番の仕事をしていた。
「クールビズよ☆ 幽香様には内緒にしてネ♡」
ペロッと舌を出すエリー。
ついでに彼女のビキニの下もペロッと解けた。
コイツは二人だけの秘密にしないと命はない。
朝、村紗水蜜は鏡の前で身だしなみを整えていた。
「よし、服装の乱れは心の乱れってね」
船長は被った帽子の位置には神経質でも肌の露出にはおおらかなようだ。
リリーホワイトは呟いた。
「春ですよ……ね?」
そうだと答えたが何故かリリーはキレた。
「だったら何ですかこの暑さはっ!?」
俺の膝枕に頭を預けて横たわる水着姿のリリーホワイトは弾幕のように全身から汗を迸らせた。
紅魔館の地下図書館に誰もいない――と思ったら物陰に下着姿の小悪魔がいた。
「ふぅ、暑い。紫もやしめ、空調の魔法が効いてねぇじゃねぇか……。どうせ誰も来ないだろうしシャワー浴びて冷えたビールでも引っかけようっと♡コアコア」
「こんにちは♪ 暑いですね~」
大妖精が肌もあらわな格好で涼んでいた。
「あれ? お兄さん汗だく……」
大妖精は自分の汗をぬぐっていたタオルで顔を拭いてくれた。
彼女の胸元から花と草いきれの香りがした。
守矢神社の乾の神、八坂神奈子様が妖怪の山の登山道を走っていた。
「はっはっはっ!!」
荒い息遣いで汗を迸らせ、必死の形相で重戦車の如く疾駆する御八坂様。
付いてはならない場所にまで脂肪が付いたという噂は本当だったのか。
秘め事探しに勤しんでいた秘封倶楽部の宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンは雨に降られ、慌てて洞窟に避難し、ついでに探検と洒落込んだ。
「メリー、ドキドキするわね☆」
「下着姿だから余計にそう感じるわ。蓮子さん♡」