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冥界からお忍びで遊びに来ていた西行寺幽々子は大雨に遭い、ウチに避難してきた。
「有難う。助かるわ~♪ 風邪ひいちゃうトコだったわ♡」
幽々子様は無用の心配をしながら貸したタオルで濡れた体を拭くのだった。
白狼天狗の犬走椛にサンドイッチの差し入れをした。
御山のロープウェイを警護してくれる彼女へのささやかなお礼だ。
クンクン、パクッ「――っ♡」
パンが珍しいのか、椛は最初は警戒していたが、一度口にしたら夢中で食べだした。
命蓮寺を訪れたら冷や水の歓迎を受けた。
「あっ!! ごっめーん☆」
村紗水蜜が底の抜けていない普通の柄杓で手桶の水を境内に撒いていた。
初夏の陽気の中、船幽霊からサプライズの涼を得た。
博麗霊夢と霧雨魔理沙は幻想郷の空を飛んでいた。
「で、どこ行くの?」
「たまにはテキトーに空の散歩を楽しむのも悪くないぜ☆」
「そういうのを無計画っていうのよ」
「わたしは無問題だぜ♪」
チルノを連れてリゾート地に遊びに来た。
「にいちゃ~ん!! へへ、ピースっ♡」
真夏の日差しを浴びて日焼けしたチルノは余所行きの服をはだけさせるくらいにはしゃぎまくっていた。
大枚はたいた甲斐があった。
花果子念報の社屋兼、姫海棠はたての自宅。
はたてはガラケーの時計表示を見て慌てていた。
「きゃーっ!! 遅刻遅刻!! 取材があったの忘れてたーっ!!」
ブラも付けずにブラウスを纏い右往左往する、出不精のはたてであった。
霊烏路空が堕天使の如く地霊殿に降下してきた。
「うにゅーっ☆ ようやくお休みだーっ♡」
服や左右非対称の靴、制御棒等々をパージしながら間欠泉地下センターのお勤めを終えたお空は喜びを全身で表現した。
火焔猫燐の居場所を地霊殿のペット達に聞くと、自室で腹出して寝てるとの事。
微笑ましい猫のごろ寝を想像しながら燐の寝室に入ると――。
「Zzz……」
燐は人間の姿になって髪を下ろした下着姿で熟睡していた。