//=time() ?>
鈴奈庵の本居小鈴が本の出張買取りに来た。
「外界の本がこんなに……。わぁ♡ コレ珍しいわぁ♪」
アッチじゃ資源ごみにしかならない蔵書だが、小鈴ちゃんに喜んでもらえて良かった。
寺子屋にフォーマルな装いの八坂神奈子様が来た。
PTAの会合か、はたまた早苗さんか諏訪子様が何かやらかして慧音先生に呼び出しを食らったとか?
「何言ってんだい。二人とも生徒じゃないだろ。ちょっとハクタクに挨拶に来ただけだよ♪」
チルノがノシノシとこっちに歩いてきた。
「兄ちゃん!! ナニしょぼくれてんのっ!? 元気出せ!! な☆」
氷河期が幻想入りしたかのような冷え込みの中、チルノは鼻息も荒く元気を持て余していた。
ベストを脱ぎ剣の修行をする魂魄妖夢を見ていたら嫌な寒気を感じた。
「具合悪そうですよ――ちょっと熱があるみたいです」
心配した妖夢はこちらに駆け寄り、片手をこちらのおでこに当て、自分のおでこの温度と比較してそう判断した。
掃除をしているメイド長の十六夜咲夜さんを手伝おうとモップを手にした。
「助かるわ。ありがとう♡」
モップの柄がスカートをめくってしまった事にまだ気付いていない咲夜さんはお礼を言った。
秦こころはおもむろに古明地こいしを抱き寄せた。
「なっなぁに? こころちゃん!?」
「こいし……」
ヒョイ
「ゴミが付いていたわよ」
「あ、そ……」
無意識を操るこいしはこころを一瞬意識してしまった。
霧雨魔理沙が黒い棒状の物を齧っていた。
時季外れの恵方巻か?
「んぁ? コレはアリスから貰ったチョコレートのロールケーキなのぜ」
しばし黙って咀嚼する魔理沙。
「……あげないのぜ」
朝の命蓮寺。
寝坊した村紗水蜜がやって来た。
「ナニ? 下着? ノーブラか気になるのぉ? 煩悩垂れ流しで修業が足りないゾ♡」
いや、上じゃなくて下がパンツ丸出し……。
秘封倶楽部のマエリベリー・ハーンと宇佐見蓮子は異世界に飛ばされている最中。
「こっ今回は私達はどうなるの~っ!?」
「ま、なるようになる、でしょ♡」
飛んでるのか落ちてるのか分からない状況でも軽口が出た。
迷いの竹林を歩いていると目の前に人魂が!?――と思ったら指先に火を灯した藤原妹紅だった。
「季節外れの肝試し? こんなトコうろついていると輝夜の刺客と間違えてバーベキューにしちゃうわよ♡」