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八雲藍に呼び出されて彼女の私室に入った。
そこには風呂上がりで濡れた裸体をタオルで拭いている藍しゃまがいた。
「ふふ♡ 何を照れている? 少し待っていてくれ♪」
大人の女の貫禄を魅せる九尾であった。
命蓮寺の大浴場の窓の下に木箱があったので上に乗ったら潰れて転倒してしまった。
「君は本当にバカッタレだな」
トランジスタグラマーな体をしたナズーリンがシベリア強制収容所のような冷たい視線で見下ろしていた。
朝、太陽の畑にある風見幽香の庵を訪れた。
「おはよう♡ お寝坊しちゃったわ♪」
いつものパジャマとナイトキャップではなく、裸身にワイシャツを羽織っただけのゆうかりんは妖艶な笑みを浮かべてベッドから身を起こした。
着陸した聖輦船の甲板上で船長の村紗水蜜が手を振っていた。
思わず走って船長の元に向かってしまった。
「おーい♪ ――あれ? どこ行ったのかしら……。おっと☆ もう来たのね♡」
船長の足元の階段を上がる途中にこちらに気付いてくれた。
朝の永遠亭。
庭先でTシャツにジャージズボン姿の蓬莱山輝夜が伸びをしていた。
体操に勤しんておられるのか。
「ふぁあああ~~~~……。徹夜でネトゲやるとタルいわねぇ……。朝餉を食べたら寝ましょうっと♪」
……だと思ったよ。
八雲藍の式神、橙は何か食べていた。
「んぁ? お兄ちゃん♪ これ、早朝割引で買ったたい焼きだよ♡」
橙ちゃんはハフハフ言いながら焼きたてのたい焼きを頬張った。
紅魔館の門前に門番の紅美鈴が――いない。
詰所にいるのかとお邪魔すると、ユニットバスから美鈴が出てきた。
「鍛錬の後のシャワーはサイコーですねぇ♪ ――いつまで見てるんですか?」
こちらを見ていないのに気づいていたのか。
守矢神社の居住部。
台所で八坂神奈子様が冷蔵庫を物色していた。
「ふんふんふ~ん♪ 何かツマむ物はないかねぇ~♪」
御八坂様は缶ビール片手に冷蔵庫を開けっ放しにして妖怪の山の電力を無駄使いし続けた。
朝、博麗神社を訪れた。
居住部にいた博麗霊夢は不機嫌そうだ。
「……ったく。どうして食事時を狙って来るのかしら……」MGMG
口をモゴモゴさせながら愚痴を言いつつ、お茶を淹れてくれる霊夢さんだった。
フランドール・スカーレットが舞い降りてきた。
「お兄ちゃ~ん♪ 遊びに来たよ~♡」
長屋の屋根を突き破り、羽の煌きと瓦礫を振りまきながら、悪魔の妹様が独身男の汚部屋に土足で降り立った。