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9月29日のミクルマスは大天使ミカエルと天使たちの祝祭日。ゆえに今週は天使週間。今頃は雲間より漏れる日光「ヤコブの階梯」に天使たちを見出すのがお洒落でありましょう。絵はロバート・トレイル・ローズ。
#天使週間
気球で追撃しましょう。18世紀末、気球大国となったフランスでは気球があらゆるレベルで流行ったそうで、気球ファッションなる代物も登場したとか。絵はガストンの『気球の歴史』から。
雑。「洗濯物が風に揺れるのは、シルフが試着しているから」と詩的には美しいのですが、おっさんのパンツもそうなのかと言われると一考の余地があるようです。こういった風情も乾燥機の普及とともに消えていったのであります。絵はカーメン・L・ブラウン。
リクエストがありましたので、Amy Carol Rand の作品をいくつか。この人はそれほど点数を残していない感じで、伝記情報もほとんどありません。ジョンストンの「リトル・カーネル」シリーズにも作品があるようですが未確認。
雑。キメラやヌエのような、複数の動物の特徴を有する魔物をコンポジット・モンスターと称するわけですが、「ブレーメンの音楽隊」もその線で考察してみると面白いのであります。この四匹がエレメント照応するのか、あるいは星空照応か。複合魔ブレーメンは召喚可能でしょうか。さて。
雑。ヴァンタイン社カタログから。明治期の輸出用陶磁器がド派手になるのは知っておりましたが、こういうグロテスクは珍しいような。なかにキャンディーを詰めて贈るのが流行ったとのこと。欲しいかと言われると、正直欲しいです。
当館の花暦によれば、8月9日の花は真紅のポピー。花言葉は「ファンタジー」。その赤は戦場で流された血を吸い上げた色とされ、1918年以降は第一次世界大戦を象徴する花となりました。11月になると造花のポピーがヨーロッパ全土を覆いつくす観あり。絵はネリー・ベンソン。
#はちみつの日
魔術的宇宙観では、はちみつは金星の力が凝固して花に溜まったものとされています。それを採取してまわる蜂は当然ながら金星の聖虫とされ、さらには叡智の採取者として賢者の象徴ともなりました。英国紳士が「趣味は養蜂」と称するときは、ダブルミーニングの場合が多いのであります。
#幽霊の日
1920年代後半アメリカの幽霊怪談専門誌『ゴーストストーリーズ』。執筆陣は意外に豪華で、この号にもドライサーが寄稿しています。結婚式に出現する嫉妬深い幽霊、遺児を守る母の幽霊、散歩をねだる愛犬の幽霊 etc 恐怖から人情まで幽霊話のネタは尽きません。