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リュギア帽の先を前に折ると、ミトラのアトリビュートとなる。
ミトラ教が盛行したローマでは、解放奴隷の帽子とされ、ここから、この帽子はフランス革命で息を吹き返す。すなわち、有名なドラクロワの「民衆を導く自由の女神」が被っているのが、この帽子の復活した姿とされる。
ちなみに、犬儒派ディオゲネースが居住したのもこのピトスであって、「大樽」ではない。
「ディオゲネスを訪れるアレキサンダー大王」(ニコラ=アンドレ・モンシオ)。古代ギリシアでは材木は貴重品であった。
受胎告知。告げる天使が左、マリアが右という配置はなぜなのか? 圧倒的多数がこの配置であり、これが逆になっているのは少数。しかも時代的に下る。
左が14世紀、右(エル・グレコ)が15世紀の作品。
「智恵をも愚癡をも捨て、善悪の境界をもすて、貴賤高下の道理をもすて、地獄をおそるゝ心をもすて、一切の事をすてゝ」(一遍上人法語)。「捨てよ!」の哲学を実践したディオゲネスが、ゴミ屋敷の住人と重ねられるとは!(似ていなくもないか……)
素人判断ではあるが、おそらくは東方教会からの影響であって、青の顔料がなかったとか、青が軽視されていたとかいう問題ではなかろう。
LIPPO DI DALMASIO
Madonna of Humility
1397
といっても、これ(左下の原画の部分)がバラかどうかは諸論あり、簡潔にまとめてくれている「『バラ学』特論」
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バラとすると、5弁であることに注意(復元部分は間違っていることになる!)。
彩色された絵画としては、クノッソス宮殿から発掘された「青い鳥のいる庭園」のフレスコ原画(紀元前16世紀頃)。世界で一番古いバラの絵といわれる。左は復元図、右は復元部分と原画部分とを区別したもの。