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たまにはエンドゲームスタディを紹介します。
Zakhodiakin, G. 1st Prize (ex aequo) 64. Schakhmatnoe Obozrene, 1937
White to Move and Win
スタートはこのポジションです。ニムゾインディアンの基本形で、ここから4. Qc2, 4. e3, 4. f3などの形に分岐していきます。ここから指し方次第でオープンな局面にもクローズな局面にもなり、タクティカルな局面にもポジショナルな局面にもなる、イーブイのようなポジションです。
以降、うまくキングサイドを攻められる形になり図の局面になります。キングサイドにもう一押しが欲しい局面ですが、ここで33. Ra5がルイロペスらしい手だと思い気に入っています。クイーンサイド、特にaファイルの支配をキングサイドアタックと絡めることができ、うまくアタックが決まりました。
序盤はAnti-Marshallらしく進み、図の局面を迎えます。コンピュータ推奨手は18. exd5ですが実戦は18. Bxd5としました。センターでビショップが威張れるのでexd5は対局中はあまり考えませんでした。
北陸さんブリッツ大会は2位でした。
1戦目を簡単に振り返ります。序盤はルイロペスで、ここでメインラインは8. c3 d5というMarshall Attackですが、ブリッツだとマーシャルを受けるのは危ないので8. a4 (Anti-Marshall)を選択しました。