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山田風太郎の天才は、切支丹ネタの『魔界転生』において、我利我利亡者の「転生集」に比して自由闊達な精神の持ち主であるはずの柳生十兵衛をおいてすら、愛弟子たちの死を受け入れるためには、「聖戦(の犠牲)」という特攻隊賛美めいた言葉に頼らざるを得ない姿を、冷徹に描くところであると思う。
「死後の世界」について考えると、ベンフォード『大いなる天上の河』とか、つばな『第七女子会彷徨』を思う。正確には「肉体の死後、人格だけがコピーされて存続し続ける世界」だけど、そんな世界は、物理ユーザーのいないツイッターだけの世界かもしれないな。
森田崇『怪盗ルパン伝アバンチュリエ 813(上)』の単行本が届いたので、早速読み始めましたが、冒頭六ページですでに超オモチロイ。こんなワクワクはひさしぶりだ!
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昨日ツイートした、木葉功一氏の大傑作マンガ『セツ』のkindle版全巻ページです。人に心を開くことに不器用な人々が起こす犯罪に、まっすぐすぎる不器用な元金メダリストの刑事が向き合う。各巻110円なので、一気買いしても1000円強!
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鈴木銀一郎氏が亡くなったのか。ゲームデザイナーとしての功績はもとより、ゲームプレイをナラティブなものとして楽しむ道筋を示されたことも、氏の功績として讃えるべきと思う。「小説モンスターメーカー」シリーズは、その成果物として、読み継がれるべき傑作と思うよ。
2020に読んだマンガ私的ベスト10
1位:大沢裕輔『スパイダーマン:偽りの赤』
2位:野田サトル『ゴールデンカムイ』24巻
3位:斉藤なずな『夕暮れへ』
4位:ローブ/セイル『スーパーマン:フォー・オール・シーズン』
5位:宮沢義彦/ハム梟『レオナルド危機一髪』全3 巻
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2020年に読んだマンガ私的ベスト10
6位: 勝田文『風太郎不戦日記』1、2巻
7位:カート・ビュシーク/アレックス・ロス『マーベルズ』
8位:小池一夫/小島剛夕/森秀樹『新・子連れ狼』全11巻
9位:小説家 烏賊川遥のかなしみ』2巻
10位:さいとうたかを『影狩り』全10巻
2020年に読んだ本私的ベスト10
1位:ウィルヘルム『鳥の歌いまは絶え』
2位:山田風太郎『山屋敷秘図』
3位:井上雅彦・編『ダーク・ロマンス』
4位:五月雨きょうすけ『ホムンクルスはROMらない』
5位:三宅隆太『スクリプトドクターのプレゼンテーション術』
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