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魚豊『チ。-地球の運動について-』第一巻を読みました。これは素晴らしい。久慈光久の大傑作バイオレンス伝奇ロマン『狼の口』に比する、あるいは大傑作伝奇映画「1987 ある戦いの真実』に似た、大切なもののために命を繋いで世界に抗う」ものたちのドラマ。
島崎譲『征神記ヴァルナス』全七巻を読み終わった。「蛮勇コナン」の長編作品のような、無敵のヒーローが主に活躍するヒロイックファンタジだけど、島崎先生的な勇気と優しさと友情が描かれる。全七巻で完結してるのもまとまりがいいね。
「ツァボの人喰いライオン」のwiki記事を読んでいた。これって映画『ゴースト&ダークネス』の元ネタなのね。日本語wiki上の力作と名高い「三家別羆事件」に比肩する力作ね。
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「善人があまり出ない本邦ファンタジ」の理想型として、古橋秀之「ケイオス・ヘキサ」三部作と、古川日出男『アラビアの夜の種族』が出てきた。後者はかつて『砂の王 小説ウィザードリィ外伝2』として書かれた作品を取り込んでいるし、バッチリ好みだった。