//=time() ?>
『正反対な君と僕』第五話すげえ!一話の中に三本の筋があるが、それらすべてが「理想の自分とそうできない現実の自分」の話でまとまる。この普遍性、このおかしみ!この五話を読むためにそれまでの四話があるといって過言でない傑作!単行本を買ってまったく損がない!
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』を読んでますが、これ超いい。ド直球のラブコメだが、ラブに大切な「相手を思う気持ち」とコメに不可欠な「思い通りにならない状況」の見せ方がうますぎる。あんまりにもうますぎて、ラブコメだけでなく他者にとりまかれて生きる「人」の人生のオムニバスになってる。
『チ。』読んでおおってなった人は、山風の明治ものを読むといい。『幻燈辻馬車』とか『明治断頭台』とか『明治バベルの塔』とか『明治波濤歌』とか読むといい。絶対同じ種類の「おおっ」があるから。
渡来みずね『塔の諸島の糸織り乙女』を読み始めました。キャラを描写するのに、急にアナ・トレントの名前が出てきたが、異世界転生者が流行って以降に22歳で亡くなった日本人女性がアナ・トレントを記憶しているのは、よっぽと映画好きだったのねえ。
映画『プロメア』見終わった。これって完全に「中島かずき脚本で描く、ハッピーエンドで終わる『デビルマン』」じゃん!とてもよくまとまった素晴らしいエンタメ!
在宅勤務で超絶忙しいので、映画『プロメア』を見ています。冒頭5分で濃厚に香る中島かずき氏の慣れた手つき!「お話を動かす前提となる設定を具体的に見せながら語る」手法は〈劇団☆新感線〉の舞台の脚本そのまんまで、今後の展開に信頼しかねえ。
久々に半村良「箪笥」を読みました。能登田舎の家で、夜毎家族が箪笥に上がる。昼間は普通に野良仕事をして、夜になると、いつのまにか箪笥の上で正座している。それが一人、また一人と増えていく……ひたひたと忍び寄る、理由のわからない怪異。これがこわくてたまらない。
夢枕獏『ゆうえんち バキ外伝』四巻のクライマックス、なんと獏先生による愚地独歩なりきりチャットで笑うしかねえが、これがものすごい精度のなりきりチャットなのでわらえねえ。ていうかこれ獏味の愚地独歩だよ。伝奇だよ。