//=time() ?>
#虚無の叫び本編SS
バルクキャリーは列車車庫が見えた所で停車。ハルカは目を開ける。
「行こう」
参加者達と共にハルカは降車。マーカーの反応があったとされる場所へ進む。列車の墓場、あるいは迷宮。
ハルカは警戒しながら先導するように進む。
パールと名乗った少女が食卓につく。確かに愛らしい少女だ。彼女といる日常も悪くない…かも?
「む…!?」
しかし、ルーカスは自身の右腕を見て正気に戻る。そこには義手ではなくかつての右腕がついていたからだ。それが彼を正気に戻す。
「君にはすまないが、俺は妻帯者なんでね…ヴォイドアップ!」
程なくして指揮官のシュピネン・ズィルバという男からヴォイドタッチの詳細なマニュアルがハルカの端末に送られる。
基本的な戦い方から使用における弱点、デメリットまで。ハルカはその全てを読み込まねばならなかった。
「僕の力の限り、この任務をやり遂げてみせる」
「エッッッッッッ!」
「おわッ!」
後ろからの奇声に驚くルーカス。そこにはこの間から加わった同行者、ヘルトがいた。ルーカスの端末の画面を覗きこんでいたらしい。
「YESロリ!!NOタッチ!!」
「俺の妻だよ。あっち行け」
しっしと手で追い払う素振りのルーカス。だがヘルトは食い下がる。
以下、端末に表示されたメッセージ
ダーリンお疲れさま!
あたしは元気です!
昨日はタマちゃんからお料理を教わっちゃった!
早くダーリンに上達した腕前を披露したいな!
あ、元気出るかなと思って写真撮ったの。添付したげる。
他の人に見せちゃダメだよ?
引き続きお仕事頑張って!
コリンヌ
#虚無の叫び本編SS
「マズい!ラフメイカーの奴が」
ルーカスはバルクキャリーのラックからライフルを取り出し、【錆の王】へ照準を合わせる。
だが、金属が軋むような音を立てて立ち上がった【錆の王】はラフメイカーを追うツィマーマンへ螺旋状の凶槍を突き立てた。
@key_kaiki333
#虚無の叫び本編SS
倒れていたのは、ソーンであった。許容以上のダメージを受けたヴォイドタッチシステムは変身を解除してしまっている。
「なんだよ…、想像以上にしっかりセーフティがかけられているみてぇだな」
「火天」を拾い上げ、ソーンにその刃を向ける。
https://t.co/lQBAFRUvVP
#虚無の叫び本編SS
「おい、ふざけるなよ」
ルーカスはヘルトのマスクを掴み引き寄せた。
「イタスギィ!!」
「こっちは人命がかかっている。はやく言え、対処法があるんだろ」
ヘルトは、ギブアップのポーズを取りながら言った。
「アツゥく、燃やすんですよ。焼いちまうんです」