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キリングスが抵抗するように発砲しているのを振り払うように現れたのはヴォイドソーク【ルドラ】。Aグループに撃破された筈だが……
「こいつら、ヴェシュターをぶっ壊しやがってよォ…!俺の責任になるだろうが!」
左腕の「風天」が唸り、暴風を纏った一撃がキリングスをバラバラに破壊する。
#虚無の叫び本編SS
仕掛けたキリングスを切払うガーレンの剣の横をルーカスはすり抜け、キリングスに攻撃をしかける。
「確実に個体を潰せ!」
スピアでガーレンにまとわりつく1体の鳩尾から頭部までアッパーの要領で抉り取る。
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確かにこの様子だとコリンヌの言う通りだろう。
「スマン…痛覚が無いとは予測できなかった。ヴォイドに慣れすぎたな」
『コリンヌ、返しなさい…。レッドプレート隊は厄介だ。奴らがいると言うことは第六研究j…』
「まだ、動くのか!」
頭部を失ったキリングスが立ち上がり、ルーカスへ再び迫る。
コリンヌの声に合わせて右腕をスピアに変形、兇器へのカウンターを放つ形で頭部を潰す。
すると今までの不死性を感じさせた動きが嘘のようにそれは動かなくなった。
『そいつら、多分痛みを感じないの。だから、ダメージを認識できていないんだわ。だから頭を潰すのが一番よ!』
カーゴに入る際、ハルカはフウマを見かける。見回りを継続しているようだ。
「フウマ君は真面目だなぁ…」
そう言いつつ、新たに支給された端末の電源を入れる。ミカに生存報告をするためだ。
『あ、ハルカさんやっと繋がったっす』
「ごめんよ。新しい端末で」
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#虚無の叫び本編SS
橋の下には海。その水面が揺らめき、間をおいて大きな水柱が上がる。
水中から飛び上がったのは巨大な人魚の如き異形。橋を飛び越えるように宙を舞う。
「奴は…ケルビム…!」
フライスキン達は海中のケルビム…、スライサーヴォイドを警戒していたというわけである。
「ふふ…しかし、後世に残す価値はあるか。ヴォイドとは」
「ふむ。確かにバー、846の言う事は最もだな。だがあれも地球の記憶なら残すというのも間違ってはおるまい」
「それを言われると我々には何も言えないか…」
846は襟を直すと本題に入った。
「では006、貴方はこのまま彼らと?」
#虚無の叫び本編SS
ハルカは他の参加者と交代で見回りにあたる。ヴォイドは暫くは来ないといったことをセイモンは言っていた。
しかし、油断は出来ない。
「Phaooo…」
「ハンニバル、一緒に来てくれるのかい?」
この数時間でマンモスのハンニバルはすっかり参加者達に馴れていた。
「あの女…、ヘレナは俺と同じ部隊にいた。思い込みは少々激しかったが、隊の中ではまだまともな方だった」
「唐突な自分語り」
「お前が訊いてきたんだろうが」
「アッハイ」
「俺の世話係だった。当時のガキみたいな俺にとっては姉のような存在だったんだ。憧れていたこともあった」
「はえー」
#虚無の叫び本編SS
Bグループの面々を乗せたバルクキャリーはメインストリートを進む。一度、錆の王のサンプルを取得した公園の付近まで戻り、メインストリートへ乗り込んだのだ。
「随分とやりあった跡があるな…」
「Cグループの人達はもうここを通ったらしいですねぇ!」