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Amazonのオススメ欄にず~っとしつこく出てた知らない画家の画集をクリックしたら超好みだったから速攻ポチった。
「吉田博 全木版画集(今月出た増補新版)」
後半は忠臣蔵のパロディ。
ナナがどんどん増殖していく展開はドラえもんの「バイバイン」等の類型とも言える。グリム童話の「おいしいおかゆ」という話のように、何かがどんどん増殖していくという物語は古今東西世界中にあるらしい。
近年初めて見てとても気に入った「トッツィー」も、結構ナナ的なところがある。
主人公が「変身」し、秘密の二重生活を送る。変身した仮の姿が想い人に好影響を与え、ある種メンター的立ち位置になるが、正体が明かせないジレンマ。
全部ぶちまけた後日二人で歩き、新たな関係を結ぶラストも似ている
この回で黒ナナがやりたいことがうっすら分かる。
決して「自分」を傷つけたいのではなく、自分にとって心地の良い選択、甘い誘惑を投げかけてくる。努力を美徳としてるが故の「影」の動機。テーマを描くためにちゃんと表裏も描くところが実に誠実。ただ声高に主張するだけなら誰でも出来る。
今まで敵対者として描かれてきた教頭と生活指導の2人が、まず全力で庇ってくれる。
「この一年間鈴木ナナという生徒を見て来たわしらが一番よくわかっている。あの子がそんなバカなことをするはずがない」と。
この回では他の六人は冒頭おじいちゃんと出張に行き最後まで出番がない。
ナナの最大の味方が不在のなか、最大のピンチが訪れる。
黒ナナが神近の想い人の萱野の元を訪れ怪我をさせた、そのせいで推薦は取り消しという。
ちなみにこのシーンの放送版は黒ナナが光の玉?みたいなのに包まれてアップになる辺りまで減光処理っぽいモノがかかっててよく見えなかった。
Blu-ray版だとクッキリ綺麗に見えます。ちなみに私は先日保存用を買い足しました。