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照明の光量が落とされた室内、机の上に置かれたのはピンク色の避妊具のパッケージ、そしてそれらは既にいくつも封が切られている。
次いで、どこかから聞こえる嬌声……本能に訴えかけるようにリズミカルに肉を叩く荒々しい音
温泉川である。彼は雪華の顔をみると緊張した面持ちで彼女に問いかけた。今日は夏の海での告白に対して返事をくれると聞いていた彼、少しは期待してもいいのかと彼女にその目を向ける。雪華は答えた…
……それは春斗が帰った後、呆然自失とした雪華はしかし、スマホを取るとどこかへ連絡をとった。
約30分後、近くの公園へと向かうと「その人物」は寒空の下、彼女を待っていた。
長い長い沈黙と了解の言葉の後……雪華は笑いながら涙をこぼしていた。
雪華「ま、また振られちゃった…♪え、えへへ…♪」
そのあまりにも美しい笑顔に春斗の心臓はじくじくと痛むのだった。
実は、今日、春斗がこの場所に来たのは「過去の過ち」に対してけじめをつける為だった。
それは「6年前、雪華を傷つけたことに対する謝罪」
その上で彼女への想いを断ち切るつもりだった。
謝りたかっただけなのにいま現在も彼女を傷つけてしまう彼では、彼女に相応しくないと思ってしまったから…
【なんで自分の事なんかを好きなのか?】
その理由がわからない。自己肯定感の低い彼は、どうしても雪華の言葉を信じることができなかった。
そこで春斗はフリーズした。
長年、初恋と童●を拗らせてきた陰キャオタクが目の前の状況をこれ幸いと、甘んじて受け入れる事ができるのか?答えは…「否」である。