//=time() ?>
ラシャドの話では「思ったよりも『呪い』の進行が早く、このままでは『魔法使い』としては生き延びることができても『女性としての機能は失われる』可能性がある」ということだった。
そんな彼の何気ない言葉が、フィオにとっては嬉しかった。支えとなっていた。
きっと大丈夫……決して耐えられないわけではない…少しずつ少しずつ……気をしっかりもって…大事なものを見失わないように…
そんな彼女の事情など当然知るはずもないアレクだが、しかし、それでもどこか元気のないフィオを励ます。
「わかった。でも本当にきつくなったら相談してくれ」「頼りないかもだけど、俺、フィオの彼氏だから」
実際の彼女はとんでもない罪悪感を抱えていた。
いくら『治療』とはいえ、彼氏を裏切る行為を繰り返し行っている自分に身の引き裂かれる思いであった。
しかし、いまさら後には引けない。一度、やると決めた以上最後までやるしかない。そうでなければ、あの時の決心は無意味になってしまうから
※昨日、眠たくて途中で終わってたんですが、もう少し続く…
そんなことを知らない彼氏のアレクはしかし、彼女の些細な変化に気が付いたのだろうか?心配そうな声を掛ける。