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#定期的におすすめ監督貼る
トッド・ソロンズ
わざと露悪的に描いてるようにすら見えかねないカルマ闇鍋パーティの主催者。近くで見るとホラー、遠くから見るとコメディな人間あるあるの極北は諦めの境地にも思えます。
『ウェルカム・ドールハウス』と『おわらない物語 アビバの場合』の世界は地続き
『プロメア』
とにかくカッ飛ばした奴が正義、問答無用の爆発力は往年の中村紀のバッティングを彷彿としました。とんでもないコントロールの良さと知性、柔軟性の元にカッコ良さと求心力があるのに、何か凄すぎて細かいことはどうでもよくなる。まさかプロメアが中村紀だったとは。actorぶりも好きです
『パプリカ』
カオティック心夢ショー。百鬼夜行のごとき夢中のパレードが衝撃。目がパッキパキに飛び切った人達の言動は子供のときならお風呂で思い出して恐くなる確でした。不安や後悔や願望や雑多な感情をブチ込んだ煮凝りのような人の夢。時田のステレオタイプ理系感のフリを効かせるところが好き
『ビッグ・リボウスキ』
デュードが愛車を無茶苦茶にされたり医者でパンツを下ろさせられたり嘘みたいに事故ったりしてやっと掴んだ手掛かりをウォルターが必死こいて調べてラリー君の家を突き止めたときに「あの近くの店のバーガーは美味いよ」。このときのドニーは本当にちょっとうるさかったです。
『ビッグ・リボウスキ』
遺産に縋りついてる後ろめたさに蓋をするように勤労を論う車椅子リボウスキ、卑劣な犯罪歴を贖うようにボウリングに打ち込むジーザス、「復縁してほしい」と叫ぶ代わりに敬虔なユダヤ教徒に擬態するウォルター。みんな脛に傷持ちつつ虚勢張って、何とか笑って生きてる。最高よ
『ビッグ・リボウスキ』
悪縁。もしデュードにまともな彼女や奥さんがいたら、頼むからウォルターみたいなヤカラとは付き合うなと言うはずなんですよ。でもね奥さん、迷惑をかけられてるようでいて、実はデュードのほうが助けられてるところがあると思うんです。バールで人の車ぶっ壊すような奴にね。
『へレディタリー/継承』
壊れて元に戻せなくなることで、逆にそこにあった幸せやそれを維持しようとする愛や優しさが見えるところもたまらなく好きです。「なんでそんなことになんねん」と本気で思わせてくれる展開の連続と、心のそこしかないって場所を狙って傷付けてくれるサービス精神に平伏します
『ロスト・ハイウェイ』
思惟的で恣意的。心に何か飼ってる主人公が期待と後悔で頭をバグらせてました。嫉妬や執着で理性飛ばして怪物化できる才能がOh my goodnessです。複雑すぎて何が正しいか分からんけど、アンディの面白死体を見て「私のせいじゃなくてあんただけのせいよ」って言うアリスは最高
『CURE』
間宮のサイコ煽りにイライラする本部長を見てなんだか微笑ましい気持ちになりました。"よく分からんけどそういうことになってる"感が不気味で恐ろしかったです。説明しきらず、もったいつけず、平然と狂ってるノリも最高でした。最後までおもしろ。「深入りしすぎるなよ、人の心に」ほんそれ
『ゴースト・ドッグ』
"葉隠"を愛読する孤独な殺し屋a.k.a.ただの鳩好きが貫く、独自の進化を遂げたハイブリッド武士道。主君は自分の心の中に見つけたりってことですよね。執着を超えて義理に殉ずってことですよね。パーリーンとのやりとり最高。敵がジジイばっかりなの最高。本統のカッコよさを見た