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頷くと、女性従業員のものであろう携帯端末を手にした。
「やったわグローリア!オンナノヒトは無傷!パトロールは成功…よね?」
約束の形がなんとも幼稚にも感じたが、お陰で幾分か気が和らいだ気がした。
「…約束してくれるかしら」
「ネェ!ワタシはどうしたらいいかしら!」 「めんどくさそうだからキミもここにいろよな」 「シンガイだわ!!!」
瞬間、矢が放たれリリン・ライラーの太腿を掠る。
「その足を退けなさい!!」 「まぁ!これがゲンコウハンなのね!!」 クリムスクラムスがやかましい。
「モノオキでパトロールなんて!楽しいわね!」 「パトロールじゃない。ボク達は帰るんだよ」 「まぁ!平和のためのパトロールなのに!?」
「もうオトコノヒトの声は聞こえないわ!」 クリムスクラムスが耳をすますような動作を見せながら言う。
クリムスクラムスは両頬に手を当てて軽く叩く。ポンっと右頬にあった目はなくなっており、代わりに手当てされたような跡が出来ていた。