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「あら!そうなのね!」
グローリア・ペルフェクトゥスを赤みがかった逆光が包み込んでいた。
果たして揺りかごでいいのか問いたい所だが、そう答える彼女の表情は柔らかく優しく見えた。
「…んと、ボクらは頑張ったよ。ちゃんと力合わせてさ、きっと上手くいってた」
「とにかく昨日の事、思い返してみましょう!」 片手を揚げ意気込むグローリア・ペルフェクトゥスの服の袖からは細い腕が見える。
「それにあたくしはモフモフの猫が好き」 いや、聞いてないけども。
「うわ!??っととと…ごめんな──」 大袈裟に尻尾から足を退かせば猫はすぐにこちらから距離を取り背中の毛を逆立て威嚇する。唸り声に険しい顔、あ〜これは悪いことしたな……。
そんなカーツィールシカの背後で猫は大きく前足を上げ──
カーツィールシカの言葉が、身振りが、その場にいた全員の視線を集めた。
そしてカーツィールシカが魔法で猫じゃらしを生み出す。たくさんの猫を注目させられるような、彼女の身長ほどある大きな猫じゃらし。