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歌を歌うウィリカデントルはアンヘルとルーナピエーナが守っていた。ルーナピエーナは先程と同じように的確に、アンヘルは少し嫌な顔をしながらも翼に飛び掛かる猫をそのまま薙ぎ払っていく。
トイ・L・モルデスが襲ってくる猫の数に苦戦していたこと、その数が減っていればという願いをステラ・マリスは聞いていたこと。ステラ・マリスの魔法は小さな願いを叶える魔法だ。
「「あっあだだだだだ…」」
ゴチンといういい音と共に2人は崩れ落ちる。
コントのような一連の流れを見ていたシャノワールの目はとても冷ややかだった。
再びピニャータで殴りかかるが、今度は爪が届いてしまったらしい。ピニャータに大きく穴が空き、そこから飴や玩具が溢れてしまう。トイ・L・モルデスのピニャータは戦闘開始早々、使い物にならなくなってしまった。
「──…一応聞きますが、皆さん大丈夫ですか?」
アンヘルは積み重なる魔法少女5人を上空から見下ろす。
「これが大丈夫に見えるでありますか!!!」
「あ、元気ですね」
「いや…重いんだけど………………」