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音響、オーボエ、ギター、作曲が趣味の雑誌編集者
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ノクターン。ショパンの一般的な印象の多くがここからつくられました。まとめて聞くことができるものは非凡なもの。ドラマがあり平坦には聞こえないのです。

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モーツァルト、フォーレ、ヴェルディのレクイエムを三大レクイエムというそうです。死者を悼むことでは多くの名作が並ぶところです。

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メシアン、世の終わりのための四重奏です。SFで扱われることも多いのが世界の終末。そこにどんな音が相応しいかは分かりません。メシアンの作品は収容所という環境で特殊な編成のものとして生まれました。

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ドビュッシーの歌曲。フランス産メロディは詩にも直結しています。微細な感覚は、わずかなところで全体が壊れるもの。

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チャイコフスキーの1812年序曲です。大砲の扱い。本物を使う云々も話題になります。音響的興味もポイントです。サンプラーで簡単に再現できるのも現代風。

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ストラヴィンスキーの「放蕩者のなりゆき」です。作風を変えていった作曲家の新古典期最大の作品。寓話は現代にも通じます。珍しい部類の演目ですが、音楽は意外に聞きやすい。

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ホルストの惑星です。描くところは占星術的な印象でスペース・ミュージックではありません。たとえば火星は戦争の神。強烈な響きから、金星のヴァイオリンの微細まで、音響にも興味がいく作品です。

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シューベルトの「死と乙女四重奏」。病に伏せる乙女と死との対話。自身の歌曲を引いて変奏されます。これは単なる題材で、死を安息とみたてる見方もある。でも全編短調で書かれた四重奏にただようものは通常のものではありません。

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リストの「巡礼の年」。詩情や背後の文学性など、リストのロマンの立ち位置を確認できます。期間も長く、作風の変化も確認。バリバリ弾くだけのものではないことに魅力を感じます。

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エチュード。このとき掲げられたのは技術の習熟ではなく、高い指標と芸術性です。リスト作品との違いも注目。

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