文田聖ニさんのイラストまとめ

時代時代に必要とされるアートが
社会変動と共に変貌し続けているのです。
だから芸術家たちは
いつの時代も新しい価値を探し求めて未知の領域への挑戦を繰り返してきました。
「不朽の名作」と呼ばれる作品は
時代時代によって違う新鮮な解釈ができる対応力がある多様性で制作されているのです。

「アート＝感性」だけではなく
サイエンスと同様に制作意図やその時代に求められ生まれた理由があります。また、
その国の文化や国民性がアートの手段や表現方法に影響しています。
アートは、
漠然とした感性だけで表現されているのではなく、
意外なほど具体的な理由と必然性があるのです。

世の中のモノ、ほとんどが思い込み
印象派の画家クロード・モネが語るように
「誰でも絵は描けるが、自分の見ている程度に描ける」のです。
逆に対象の構造や特徴、印象までも的確にとらえて絵に描けるということは
「知っているつもり」ではなく
その対象を「理解した」といえるのです。

夕暮れ時の薄暗らさを
「不便」「寂しい」と感じる人もいれば
一日の中で最も
「美しい時間」
と心待ちにして毎日を過ごしている人もいます。
「幸せ」は
そのように感じとることができる人にとっては
「夢」ではなく「現実」なのです。

西洋では日が暮れてもなかなか明かりをつけないで
薄明り、夕暮れ時を楽しむ習慣があります。
薄明りの中で過ごす時間が多いほど、明暗の感度が敏感になるのです。
そんな西洋人は光と影にこだわり、明暗法が発展しました。

何か才能や技術がないと
創作、表現をすることが出来ないと勘違いをしている方がたくさんいる。
絵にしても小説にしても遊びにしても
大切なのは突き動かす衝動であり、
その衝動を誰かに伝えたいという欲求があること。

常に新しい朝がくるのだから
毎日、生まれ変わると良い
周りの変化に
自分らしく順応していけばいい
生きる力は、豪よりも柔

漠然と悩むよりは、
まずはよく観ることからはじめればいい。
的確に情報をとらえて
強い思い、具体的な目的をもって取り組んでいく。
絵を描くときも”悩む”と”考える”は違う。
思い込みを取り外し、問題点を理解して
具体的に考えて描いていくことが大切。
その方が上達も速いようです。

コロナ禍のために職場では
仕事の見直しと開発が必須とされている。
新しい生活様式を探りながら
我が家のためにもやることがある。
有休を使ってでも貴重な時間を
家族のために使うのだ。

印象派絵画の色が輝いているわけ。
筆で絵具を引っ張らずにのせている（塗るのではなく置いている感覚）。
パレットの上で混色しすぎないで
キャンバスの上で重ねながら色を造っているので
純色に近い発色を保っている。
光と色にこだわっていた絵描き技。