文田聖ニさんのイラストまとめ

印象派絵画の色が輝いているわけ。筆で絵具を引っ張らずにのせている（塗るのではなく置いている感覚）。パレットの上で混色しすぎないでキャンバスの上で重ねながら色を造っているので純色に近い発色を保っている。光と色にこだわっていた絵描き技。

絵は、読書と似ていて描く数を重ねるごとに発見がある。自分の成長によって同じ絵でも気づくことが違ってくる。同じテーマで繰り返し、綴ったり、歌ったり、描いたりすることで感覚を磨くことができる。

印象とは、曖昧なものではなく象徴であり、そのものの存在を記憶に止める大切なシンボルといえる。

作家、料理人や冒険家などあらゆるジャンルにおいて、アマチュアとプロと呼ばれる人の違いは技巧より意外と取材能力にその差がでる。ここで重要なのは取材する物質的な量というよりは、その内容や仕方が目的達成へと向かっているかどうかということ。

３代続く絵描き一家。アンドリュー・ワイエス 、息子のジェイムズ・ワイエス、父親のNC.ワイエスといった画家親子。アンドリューが最も有名で下絵となる水彩スケッチも自立した作品として売買されている。ポイントを捉えたスケッチが参考になる。

古代ギリシャから、学者やアーティストが森など自然の中での散歩を好むように五感や手足を使いながら思考することは、心身ともに良い効果があるようです。自然の中でスケッチを描き、感覚機能を複合的に使うことも脳と体に良い効果があるようです。

高校時代に美術の先生が｢セザンヌは絵を描くことを研究した。」と教えてくれたが理解ができなかった。「構図や画面のバランスを考えて、わざと形を歪めたりしている。」とか全く分からなかったが熱心に語ってくれたのでセザンヌの絵が好きになった。

１９世紀フランスの画家コロー
あえて民族衣装をまとわせ人物画を描いた。
風景画を描くときも民族衣装を着た人物を画面に入れ、時代劇の一場面のような絵を描いた。
母国の文化を大切に思い、現代人が自分たちのルーツを忘れないように努力した。

性に合わない人たちとも付き合い、性に合わないこともたくさんやっていくと心の中にある違った側面がたくさん刺激され、意外な自分を発見して、やがて心が頑丈になる。