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(ひと口に旅といってもいろいろあるけれども、 わたしはやっぱりさすらいの旅が好きだな。 あてもなく足の向くまま気の向くままは、常に新しい発見をくれる。 なにより、自分が迷子になっているらしいことから目を背けられることがいいね…)
「/////?」 (武部さんは鋭いね。 普段のつなぎもいいけど、こうしてみんなと同じジャケットに手を通すのが嬉しくてさ) 「/////////」 (大歓迎だけど、戦車倉庫にみんなが来たらいっぱいになっちゃうかな)
(さあ今日も、風紀違反者を草の根分けても探し出すわよ! ふたりともついてらっしゃい!) 「//////」 「////」 (勝手にチーム名をかるがもさんに変えるのやめてくれる?!)
(世界的に有名な報道記者が戦車道試合の記事を書いている。 報道において簡潔・正確は欠かせない要件だが、同時に読者の関心を引くことも心掛けなければならない。 それらを満たす書き出しを作り上げるのが、記者の腕の見せどころだ) 暗い嵐の戦車戦だった
(どうしたんですか、怖い顔して) 「//////」 (「言いたいことがあるなら言いなさいよ」? 誤解ですよ。私たちはさっき仰ったことに従っているだけですから。 「黙って、私に従えばいいのよ!」ですよね、隊長) 「!!!!!」 「クスクスクスクス」
「しかし、いざホワイトデイといっても、以前バレンタインカードを交換し合っているから、特別することがないな…」 (そうでもないさ。 こうして、お互いに予定を白紙にして、時間をとることが特別だと思わないかい?)
(オーライ、オーライ! 車輌を規定位置まで誘導するのも整備士の仕事だ。 こうした際の動きの機微からでもわかることは多々ある。 メンテナンスしないといけない個所と、診たふりでなんとかなる個所とか…)
「♪」 「//////」 (違うよ、鼻歌交じりに洗車しているだけだよ。 戦車戦の様子を声で再現しているわけじゃないよ!)
「ふふふ…」 (あら、くすぐったかった?) 「いいえ、押しも押されもせぬサンダースの隊長さんが、頭を下げているのを拝見するとなんだかおかしくて」 (それだったら私も御同様だけどね) 「面白いことをおっしゃること。私は頭を下げていたかしら」 (けど下手には出てくれるじゃない)
「びっくりした! 麻子が朝自分から目を覚ますだなんて!」 (大袈裟だよ。私だって十日に一日くらいは一人で登校してる) 「それじゃあ是非ともこれからもその調子でお願いしたいものね」 (いいとも。このペースでいいのならね…)