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『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』

漂うシラけと箱庭感覚は戦闘シーンや一部キャラの熱さと食い合わせが宜しくなく、話が飛び飛び進行するのでシュールである。メイン2人の視点に絞っているので物語の俯瞰は出来るが、根幹の理解は未視聴組には苦しい。まあ何を見てもエヴァを連想してしまうのが発見か…

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『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

正直、一年待たされた割には…である。情報の洪水が快楽に繋がらない。それでもチープなヒューマニズム(とても理解出来たとは言えないが)に逃避せずに、作家性?の下品な笑いをたっぷりぶち込んで比類のないカオスを築き挙げたのは偉業かも

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『BLUE GIANT』

ジャズに関しては玄人向けの先入観もあり避けてきたが、爆発を感じさせる程の演奏シーンの完成度ではじめてジャズの良さを知る。初心者が巧くなる興奮、鼻っ柱をへし折られる青さ、どこまでも真っ直ぐな主人公とシンプルかつ熱くて良い。でも演奏パートのCGが違和感大アリなのはご愛嬌

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『湯道』

ミニマムながら小洒落て粋な映画を狙ったが、テレビ風薄味のイイ話とステロ人間描写が相まりクールジャパンな仕上がり。典型が天童よしみとクリス・ハートの馴れ初めの野暮ったさかな… 人工的なセットは作られた伝統ゆえの遊びかもしれないが、こうも作り物めいた物語には没入出来なかった

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『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』

TV版未見。ざっくり淡々と進行するのが何かシュール。メタで内省的な作風はエヴァを想起して仕方がないし、どことなく冷めた感じのグレンラガンな趣もある。まあトリガーだし。キャラデザは良いけど、グリッドマンや怪獣の造形に惹かれるものはないなあ… でも次も見ます

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『ノースマン 導かれし復讐者』

何となく知っている程度の北欧神話なワードと神がかり渦巻く世界観に戸惑うが、ある意味ステロタイプな仁義なき中世とストレートな復讐譚なのでそう問題はなく楽しめる。ブロンドのアニャは神秘的美しさでベストマッチ。重みのある暴力描写は良いけど画面は暗すぎる

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『金の国 水の国』

長年歪みあう2つの国を舞台にしたファンタジー。国名と人名はややこしいが物語自体はシンプルでとても見やすい。特に性善説全肯定な作劇は意外で、冷え切った心に沁みて少しホロリ。ルッキズムにも踏み込むがアニメ絵だと可愛いままかな… 賀来賢人と浜辺美波は気付かない程巧い

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銀河英雄伝説 わが征くは星の大海 新たなる戦いの序曲

ラインハルトの声がベジータで戸惑い、優雅なクラシックが眠気を誘う… 旧版は人死がより卑近と感じる。劇場版ノイエを追ってはいるが「こういう話だっけ?」状態。なので新鮮な目線で鑑賞出来て得したような… 兎に角、旧版の魅力も垣間見れた

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『ドリーム・ホース』

怪演が目立つトニ・コレットが田舎の平凡な主婦を見事なうらぶれオーラで演じ、仲間たちと競走馬に淡い夢を託し、共々息を吹き返すシナリオが良い。何よりレースシーンの出来が素晴らしく、足下のカメラワークにハラハラさせられ、ゴールの瞬間は自分までグッとするものがあった

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『THE FIRST SLAM DUNK』

微妙に下の世代で「なんとなく知っている」程度であったが、成る程、評判通りの面白さ。長い原作を2時間で巧みに構成する手腕は見事で、挿入歌のタイミングも実に上手い。そして語り手を「最初から持っている人」ではなく、彼にした事でより卑近な物語として浸る事が出来た

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