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『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』
彼女のセンスが如何に先進的だったのかと、華やかな英国60'sカルチャーを追体験出来る。しかし20世紀カルチャードキュメントを見ていると、結構な確率で日本市場が存在感を放っているので、斜陽極まる現在を思うと何だが悲しくなってしまう…
『スペースアドベンチャー コブラ』
初コブラ。コブラの声がイメージと違い違和感が否めないが、コブラの軽妙で渋いヒーロー像はルパン三世系統かな。本編も全体的に時代を感じるデザインながら三姉妹やトポロ教授の突飛な設定はこれぞSF感。愛に宇宙に盛り込みながら100分足らずなので満足感はある
『レイジング・ブル』
リングから漂う神々しさとモノクロで映された血飛沫が飛び交うボクシングの迫力はグンを抜いている。有名なデニーロの体型変化もやはり見どころ。余りにどうしようもない人間性で全て喪った憐れな男の半生であるが、その不器用な生き様は今もスクリーンの中で鈍く輝き続けている
『君を愛したひとりの僕へ』
話が凝っているので栞が幽霊化する直接の原因はもっと捻った方が… でも2作で補完する挑戦的な作風は好感が持てる。ただし本作だけでは駆け足で諸々腑に落ちないかもしれない。自分としては初恋の儚い相手より、どちらにしろ生涯のパートナーであった和音の方が魅力的かな
『僕が愛したすべての君へ』
並行世界を横断するラブストーリー。世界観の複雑さで飲み込めない箇所もあるが、少年期から老年期までの壮大な愛の物語は見応えあり。ただし佳境の怒涛の説明ラッシュはゲンナリする。宮沢氷魚は棒読みだが橋本愛は巧い。「君の〜」の補完的な話なので後に見る事を薦める
『RRR』
物語にノレなかったからか、盛り上がっている程面白いとは思わなかったな。くどすぎる演出の英雄譚は日本人には絶対無理と思わせる味付けではあるが… それでもスローを多様したアクションはちょっと笑ってしまうくらい凄い場面もあり、それなりに満足した事は確か。でも3時間はやっぱり長い
『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章』
もはや終幕を見届けるためだけに追いかけているが、毎回物語にしっかり引き込まれてはいる。第三勢力の暗躍が始まり、愚帝どころかサイコパスくさい幼帝が絡む今後は楽しみ。でも噛ませか重要な人物かでキャラの外見差が激しいのはやっぱり気になるな…
『四畳半タイムマシンブルース』
ある意味理想の京都の大学生活を描き、半ば嫉妬と羨望の気持ちでアニメを見ていたのも懐かしい。濃いキャラたちのアンサンブルと京都の空気、壮大だが四畳半な世界観がたまらない。そして何と言っても明石さんのマドンナ力よ… 綺麗な幕引きだが少しだけ寂しくなった
『パンダコパンダ』 『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』
後年のジブリ作品への影響が分かりやすく、パパンダのトトロぶりは微笑ましい。母性溢れる幼女ミミ子のパンツ丸出し決めポーズ、電車通勤のパパンダ… 和やかな世界観と底抜けテンションが狂気にも写り、何とも言い難い不思議な魅力がある
『夏へのトンネル、さよならの出口』
望みが叶うが時間が速く進むトンネルをめぐる高校生男女のボーイミーツガールでセカイ系。少女の仕草や表情一つひとつにフェティシズムさえ感じ、時をかける一途な恋心はこちらの方が心配になる程。同時代人としてはあの頃もそんなに前なのかと衝撃のウラシマ体験