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ほんのひととき編集部さんのイラストまとめ


“旅や本にまつわる読みもの”を日々お届けするウェブマガジン「ほんのひととき」を運営しています。東海道・山陽新幹線グリーン車に搭載の月刊誌「ひととき」の人気連載や特集の一部が読めるほか、文化・歴史をテーマとする様々なコンテンツがお楽しみいただけます。神保町のシェア型書店 #PASSAGE で一棚店主もやってます。
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日本統治時代から積み重なる歴史の地層のうえで、過去と現在が複雑に乱反射して織り成す儚くも美しい親子の物語──。栖来ひかりさんが、台湾南部の港湾都市・高雄を舞台に描いた短篇小説です。ぜひご覧ください。

 
 
  https://t.co/ncqibci7Kd

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新連載「フォルモサ台湾ショートストーリー」は、現地在住の文筆家・栖来ひかりさんが台湾を舞台に紡いでゆく短編小説集です。第1回は、日本人とも所縁の深い台北市中山区の「林森公園」を舞台に、雨の日の小さな物語をお届けします。

   https://t.co/k8P8yf5CCZ

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栖来ひかりさんがご寄稿くださった記事がこちらで読めます。
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https://t.co/Xt1c25F4Av

私は映画を見終わった瞬間、やるせなくて思わず涙が溢れました。
ただ、栖来さんの記事をご覧いただくと、ちょっと印象が変わるんじゃないかと思います。ぜひ映画とあわせてご覧ください。

 

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2019年のあの日、日本の国会に当たる立法院で特別法が成立した日のことは忘れない。朝から降り続いていた雨が止み、代わりに涙がその知らせを待っていた人々の顔を濡らして、見上げた空には虹がかかっていたのだ。

🌈台湾LGBTプライドパレードは明日開催です!


  https://t.co/GBBc7gscQw

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荒れ狂う波のなか、ザビエルは船の上から十字架を海に向けて嵐が静まるよう祈るが、十字架の鎖がちぎれて海に落ちてしまう。その後、嵐は収まりザビエルはとある海岸に上陸する。凪いだ波の打ち寄せる浜辺でザビエルが見たのは、背中に十字架の模様を背負って歩いている蟹であった。 https://t.co/GBBc7gscQw

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夜明けと共にペタコが鳴き始める。ヒナの生まれるこの芒種の季節にはとりわけ賑やかに鳴く。台湾という土地と歴史がそのさえずりに、なんとも不思議な陰影を与えていることを想う。

かつて日本語の童謡にも歌われた鳥、ペタコ。そのさえずりが呼び覚ます“台湾の古い記憶”とは──。 https://t.co/QfGnpRBeSK

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【台湾の人々に慕われる八田與一の精神性】事故で犠牲者が出ると泣きながら一軒一軒に謝罪してまわり、台湾人・日本人分け隔てなく殉工碑に名を刻み、人員削減の際には「優秀な日本人は他にすぐ仕事がみつかるだろう」との理由で日本人の優秀な工員からリストラし、諦めずに夢と希望をもちつづけた。 https://t.co/HDFDNLgu7n

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街でもよくモクレン科の花、玉蘭の「花売り」を見かけるようになる。花売りには身体に障碍をもつ人や高齢の女性も多い。台湾の見慣れた風景である玉蘭売りだが、栽培農家から出荷・卸・小売にいたるまでの一種独特な流通網は、関係者以外にほとんど知られていなかった。 https://t.co/HDFDNLgu7n

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台湾の山あいにもこの季節ならではの贈り物が咲く。油桐である。一説によれば「ねえ、油桐の花いつ見に行く?」という一言が、デートの誘い文句だった時代もあったらしい。

5月前後に散り始め、山道を真っ白に染めるので「五月雪」とも呼ばれる。

 
  https://t.co/m0u4AOl4LQ

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花束のような大きな樹。熱帯に分布する「魚木」と呼ばれる植物である。黄昏どきは、魚木花がいちばん魅惑的なマジックアワーだ。初夏を思わせる四月の空気のなか、くれなずむ街をバックに卵色の花をモコモコに咲かせた魚木が浮かびあがる。

 
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