jugoyaさんのイラストまとめ

マーサ・オドリスコール
Martha O'Driscoll

1922年3月4日オクラホマの生まれ。歌とダンスを学んでいたが不況が続く35年、ハリウッドに来て端役で映画出演を開始。印象的な容姿は徐々に評判となりパラマウントがスカウト。P・スタージェスやデミルのA級作品に出演。

本日生誕100周年です。

自分をエンリコ4世（ハインリヒ4世。カノッサの屈辱の）と思い込むある貴族の男。周囲はそれに合わせつつ治療の道を探る。男の狂気は今も続いているのか、治癒しつつあるのか、曖昧な状況はやがて一線を越える。
ピランデルロの戯曲『エンリコ4世』100年前の1922年2月24日初演。

生誕100周年を記念して。

この映画は些か登場人物過剰気味で女性陣だけでも主演のビリー・ダヴ以下、ヴァージニア・リー、ダイアナ・アレン、マーゲリット・クールトウ他。みなクララより少し年上で映画や舞台の経験ありの旬の役者。
いかに天才とは言え、このメンツに囲まれる中わずかなシーンで存在感出すには厳しかったか…

豆の木を延々登り続けるココ。時々不安そうに下を見ると造物主が「もっと登れ」と唆す。空間の無限定の拡張と禁忌の侵犯。これが後半のココの行動につながるのですが、造物主の命令が切っ掛けというのが面白いです。「怪物」を育ててしまったわけですね。

…なぜなら、『悲歌』は、それ自体が詩的な比喩であり、さらに正確に言えば、比喩化に関する真正な実存哲学を表明しているからである。」
ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー』p61（土田知則訳 岩波書店）

肖像画に才を発揮し、家族のほか独立運動家の肖像も数多く残している。

ウィリアム・バトラー・イェイツ
ジョン・オリアリー
コンスタンツ・マルキエビッチ
ジョージ・ウィリアム・ラッセル

ルネ・ベー
René Beeh

1886年アルザスの生まれ。ミュンヘン分離派近傍で活動。第一次大戦時は測量士として従軍。終戦後、過去の作品の多くを自ら破壊。
1922年1月23日若くして病没。

初演指揮者ゼルマー・メイロヴィッツ Selmar Meyrowitz はドイツの歌劇場で様々な新作の初演も手掛けた名指揮者。Ultraphon レーベルの指揮者として録音でも活躍。ナチス政権成立の1933年国外脱出。パリで活動を続けるも1940年フランス敗戦で仏西国境へ逃走。41年3月ころに死去。

ハンス・プルマン（1880-1966）
Hans Purrmann

画家。APK創立メンバー。親交を結んだマティスの強い影響のもと独自の色彩表現を開拓した。ナチ政権成立後の1935年イタリアへ。43年からはスイスに移り、以降は亡くなるまでそこで暮らした。