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「ACCCCCC」day2「Against the Timeline.流されない、心に残る体験を。」(ヨコオタロウ、いしづかあつこ、本山敬一、草彅洋平)。閉鎖的な趣味嗜好に陥りがちなタイムラインからの逸脱がテーマ。本山さんと草彅さんがホスト的立場になって、2010年代の膠着的状況から逸脱した2作品を取り上げる。
『彼方のアストラ』。1話のみ60分枠。9人のレギュラーがきちんと描き分けられている(見分けがつく)。原作未読だが、物語の仕掛けは『宇宙飛行士ピルクス物語』(スタニスワフ・レム)とか『11人いる!』(萩尾望都)とかに近い感じか。画面比率が変わる演出があるが、フルサイズ固定で十分だと思う。
なにか違和感を覚えると思ったら、「劇伴」が「劇判」になっているのか。
そして本編上映。1966年の主演俳優2人がその53年後を演じている。旧作を観てなくても回想シーンがあるので大丈夫。冒頭でアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャンの老いを観客に刻印する。特に長回しでトランティニャンを捉えるショットが凄まじく、台詞なしの表情の演技に圧倒された。
「CGCGスタジオ・山添氏に聞く!モーションキャプチャー術~動作保存からはじまるコンテンツ制作・活用の未来像~」。モーキャプに特化したセミナー。『CG STAR LIVE(VR Zone)』や『シティーハンター 獠のプロポーズ』の話題、 Vtuber がリアルイベントで接客する仕組みなど、色々な話を聴けた。
「文化庁メディア芸術祭 短編Cプログラム CINEMA Chupki TABATA 」。『Not Today』(ベルギー)が軽やかで楽しかった。孤独でつらい日々を暮らす老婆。ある日やってきた死神を客として歓待し・・・。予想を越えるオチだった。
〈『Soundtrack Pub【Mission#39】「非オリジナル」サウンドトラックの世界〉(腹巻猫、不破了三、小久保剛、伊藤敦輝、佐七)。左七さんの『DIGITAL TRIP』『JAM TRIP』アーカイブ魂も凄かったし、小久保さん×伊藤さんによる稀覯盤バトル(?)も聴き応えがあった。猫さん、不破さんのサポートもGJ。
「クリムト展 ウィーンと日本1900」。死を内包する生。画像1枚目はマックス・クルツヴァイルの「ミラ・バウアー」。あとはクリムトの「ヘレーネ・クリムトの肖像」と「リア・ムンクⅠ」。女性の絵ばかりだが、クリムトは女性ばかり描いていたので仕方ない(本当は男性の絵も展示されています)。
「『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』上映+トーク」(明田川進)。数十年ぶりの鑑賞。オルガの配役は英断だと思う(三輪勝恵さん、翌年にはヒラメちゃんを演じている)。樋口康雄さんの音楽も凄い。トークでは、虫プロ時代から現在のマジックカプセルまで、制作や音響についての様々な話を伺えた。
「『アニメ制作者たちの方法』刊行記念トークイベント」(井上俊之、原口正宏、高瀬康司)。若いアニメファンに観てもらいたい作品群の紹介。政岡憲三の『くもとちゅうりっぷ』『桜』、および東映動画の長編『わんぱく王子の大蛇退治』『どうぶつ宝島』『龍の子太郎』あたりの話題が中心。※続く