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読者が「住職の子育て法、教えて」と。「子供達が3歳の頃、絵本を読んでる途中で本を閉じて『前のページ、蟻は何匹いたかい』と。対し『えっ』と子供達。これを何度か繰り返す内に、絵本の隅々まで目を配る様に。これを4歳まで。子供達は今、30歳前後、その事を覚えてないと。が、皆、機転が」と。
【追伸】檀家娘がキリスト系私立中学に。そこは生徒全員に洗礼義務が。が、この娘「私は金剛寺、仏教徒」と頑なに。「住職、何とかして」と母親が。そこで拙僧、娘に「右手にお釈迦さん、左手にキリストさん、鬼に金棒じゃん。天界では同じテーブルで皆、談笑してるがな。拘んな」と。この娘、快諾を。
檀家爺様が「神田沙也加さんの他界理由を、お決まりの如くマスコミがほじくり始めたな。死者を愚弄する様な事を何でやるかな。人間は全員、叩きゃ埃が出るくさ。そっと眠らせてやる事は出来んのか。口を開けば『知る権利』と主張するが、知ってどうすんだ。酒の肴にでもするのか。心が冷えるわい」と。
【追伸】中堅が新人を教育する時間がない為、仕事が出来ず、やり甲斐が持てず、退社する若者が増加の会社代表に拙僧「定年された方々にパートで新人教育を依頼されたらどうですか。新人もじっくり習えるし、定年されてる方々も、生き甲斐と小遣いを貰えるし、両徳。日本は人材育成に目を向けんと」と。
【追伸】檀家爺様達が「秋篠宮様も辛かろうの。ご自分の娘の結婚に『反対デモ』が起こるとは、眞子さまがお生まれになった時には、夢にも思ってなかったろうからな。国民に祝福されて、を想像されてたろうからの」と。「大丈夫だよ。本気で『離婚してしまえ』などと思ってる国民なんて、いないよ」と。
【法話、補足】檀家老人達が「眞子様の結婚はどうなるんじゃろうの。住職は度々『親が反対する結婚で、上手くいった例は少ない』と。やっぱ、この結婚も駄目になるかのう」と。「それは本人達次第かな。周囲の予想をよか意味で裏切って、お互いが工夫し合って、最後まで添い遂げた夫婦は、何組も」と。
【追伸】選挙権を持つ読者18歳が「医師の人望なしは、他界した曾祖母ちゃんの時にそう思った。選挙投票選択は消去法、もわかる気がする。『選挙に勝ちたいなら、お金をばら撒け』の報道を見てそう思った。医者も政治家もお金を持ってる人しか、選べない職業の印象しかない。抜本的改革急務だね」と。
【追伸】自死の話が出る度に「地獄へ堕ちて永劫に成仏出来んは、本当ですか」と質問が。江戸時代、近松門左衛門が『曽根崎心中』を発表。その影響から心中が流行。自殺防止の為に「成仏出来ん」と方便を。如何なる死も寿命。地獄行きという確証もないに、悲しく逝った死者を更に追い込む様な、あかん。
読者が「住職の今朝法話で『母死んで拝む両手があるならば、生きてるうちに肩ひとつ揉め』と。思いっきり胸に突き刺さりました。私にはその母親が他界しておりません。この話、5年前に聞いておれば」と。「まだ、間に合いますよ。お墓で墓石を磨きながら『お袋さん、肩揉みじゃ』と。喜ばれるよ」と。
【追伸】葬式では必ずこの話を会葬者に。「思い知られよ己が身の、誕生の日は母苦難の日。誕生日といえば、当人を祝ってもらう日と皆、思っているが、考えたら、何十年か前、母親が必死に産んでくれた日にて。自分を祝ってもらうも大事だが、改めて、親に感謝する日が、本来の誕生日のあり方かな」と。