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【追伸】知人の中にもお金にルーズな人間は何人か。それも親子2代で家を競売に。その孫も『浪費家予備軍』の傾向が。親が作った家庭環境の中でその親が育てる。親に似た子供が育つ確率が高いは当然の事。親を反面教師にして、自分なりに自覚を持てる子供はそう多くはない。水は高い所から、低い所へ。
【追伸】この知人爺様が「住職よ。孫は目に入れても痛くないと。が、懐に入れると結構、痛いんだよな」と嬉しそうに。対し拙僧「檀家のお年寄り達に『わが子と、わが孫、どっちが可愛いですか』と問うと、爺様の大半は『孫』と。が、婆様の大半は『わが子』と答えるんだよね」「そうかもな」と爺様が。
【追伸】この読者が「葬式といえば、友人も父の通夜の時、面白い事が。子供達(幼児)がじっと座るに堪えきれず、20分程で廊下を走り回り出した。それに対し、我慢をしていた友人の親戚の老人が『坊主、うるさい』と。この言葉で一瞬だが、若いお坊さんのお経が止まった。吹き出しそうになった」と。
【追伸】大阪での仕事が終わり、家内と難波へ、何年振りかな。昼ご飯は『551』で。その後、ブラリで『難波グランド花月』の前を。やっぱ、拙僧の中の漫才の最高は『やすしきよし』さんかな。あのテンポ、尋常じゃなかった。お笑いの人達は、頭がいい。法話のネタや、人を惹きつけるヒントをくれる。
【法話補足】余命幾ばくの檀家男性を見舞いに伺った折「住職、今、息子が毎日の様にここへ。やっとあいつと、親子になれた様な気がします」と。その数日後、男性はこの世を。大戦後、僅か20年で日本を世界第2位の経済大国に押し上げた昭和の親父がまた1人、この世を。家族は犠牲になっただろうが。
【追伸】外国の読者が「日本人は真面目な印象があるが、何故、そんな国民が食べ物を粗末にするんだ」と。「理由は様々あろうが、要因の1つに賞味期限表示かな。真面目が故に、期限切れを廃棄。清潔な国になり過ぎたが故に、過度の神経質に。賞味期限表示排除だけで、かなり残飯が減少するのでは」と。
読者が「私の子は小学生。最近、国会討論を好んで見る様に。きっかけは住職の法話。野党が与党に、原発にロケット弾を撃ち込まれたら、防ぐ方法があるのか』に対し、住職が『自分で考えたらわかろうもん』と。子供でも笑える国会討論が面白くて、息子は見ているみたい」と。反省。考えて法話しなきゃ。
【追伸】25年前、婿養子に拘る母親に「家も、娘の人生も、潰してしまうよ」と説得し、30歳過ぎてやっと娘が。即、男の子が。が、その後は、3人連続流産を。あのタイミングで結婚してなかったら。出会う人には出会う様になっとる。それも、一瞬早くもなし、一瞬遅くもなし。親の主観は横に置こう。
【追伸】読者女性が「若い人達のデートのあり方に、デートが終了した年寄りの方々が批判的な事を言ってるが、運動会や保育園に『うるさい』と文句言ってる構図に似てるよね。自分達が子育てをしてる最中は、大声出して応援し、大声出す子供達を『可愛い』と言ってたくせして」「くせして、だよね」と。
【法話補足】大学時代にバイト先で縁あった極道の親分さんが「山本君。1度、人を裏切った人間は、何度でも裏切りよる。1度、嘘を付いた人間は、何度でも嘘を付きよる。その裏切りや、嘘が成功したなら、尚の事や。人間ほど、恐ろしい生き物はない。人を信用するは大事だが、それも限度があるよ」と。