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@n30RrVbZVRe2qoc 「その装甲、陽炎の加護か、面白い」
開口一番、黒海老の装甲の秘密を見抜いた魔王グリムは、大きくブレードを振りかぶった。
「異能は不要だ。特異点になりかねん」
黒の随機と間髪ない連撃が乱れ飛ぶ。
「さぁ、堕ちるがいい」
@n30RrVbZVRe2qoc 「大蛇か。地を這っていれば苦しまずに済んだものを」
地獄運びを蹴散らして現れたスサノオに、魔王グリムは言葉とともに斬りかかる。
言葉は不要。力で示せ。
黒の随機との連撃は、それをつぶさに語っていた。
@1VrJbcGRApJD2cD 「生憎と弊社の調達班、私の本体も地獄運び騒動で出払っておりますので、ホログラムで失礼しますね」
そう案内された応接室で、記憶媒体を差し出される。
「こちらが設計データと戦闘データになります。一定期間以降、更新できなかった部分もありますが、弊社保管分はこれに全て入っております」
続
@EWrl_30MM_KHI 「また一つ、篝火に飛び込むか。返答は不要だ、消えるモノに掛けるものはない」
飛び込むスノウとシエルを迎え撃つ極太のビーム砲。
武装こそ引き継がれているが、その威力は前の比ではない。
加えて黒の随機だ。
異形の腕と斧杖の連撃が、畳み掛けるように追い縋る。
@3s0W3NFmp7ibEo3 「また一人、生贄になりに来たようだな。さぁ、我にその命、捧げてもらおうか」
鏖魔月蝕石がブレードを振るう。
黒の随機も合わせるように斧杖を振るい、二重の連撃が襲いかかってくる。
@makamikouya 「ようこそ、我が領域へ。言葉は不要だ、早々に死に絶えるがいい」
魔王グリムが白い魔神を駆る。
黒の随機を従えて、最初から容赦ない連撃が吹き荒ぶ。
@EWrl_30MM_KHI 「ーーー堂々とした侵入者だな、敵地に遊びに来たか?」
黒髪紅瞳の少女が、カマリエラに銃口を向けていた。
その脇には、金髪メガネの少年。
「これまで幾らか侵入者がいましたけど、ここまでオープンな方は初めてですね」
少年はコンソールを操作し続けている。
「お前、何者だ?」
No.1「物語はハッピーエンドでも、現実はずっと続く。……これが続けばいいよな、エミリオ」
No.77「そうだね、願わくば追い縋る悲劇が無ければいい」
皆を遠巻きに、二人は一時の平穏を噛みしめる。
「……緊急だったから出張ったが、まだ“私らの仕事”は残ってるぜ」
「ーーーそうだね、戻ろう」 https://t.co/LHCLr6NRQ3
イマジナリ・ロストより、黒塊が飛び出ずる。
それは虚ろなる魔石、No.77の愛機。
No.77「やらせはしませんよ」
最早観測不要。
あとは現場ですべきことをこなすだけ。
「木偶なら木偶らしく、大人しくしていてもらいましょうか」 https://t.co/QvNHgubnkj