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@EWrl_30MM_KHI 陽炎「フフ……妾を祓うか悩むとは大層な事よ。では問おう」
剣の応酬を続けながら、陽炎が言う。
「妾は紛う事なく災禍。しかし、それは単にそういう性分でしかなく、妾も紅牙族も祓うべき行いなどしておらぬ」
「所持する力とその色、その行為。どこまでが汝の言う“祓う”ための条件かのう?」
戦況はなだれ込むように乱戦へ。
全身燃え盛る焔のように高速て動き回り、飛び回る妖狐の分体たち。
それに食らいつく友軍機たち。
それを横目に、僕はアリスと並んでオリジナルの妃夜九天と対峙する。
「さぁ踊れ!妾を愉しませよ!」
陽炎が刀を振りかざす。
途端に大量の分体が燃え盛るように出現する。
本人だけでも手が負えないのは目に見えているのに、さらに分体が現れて、状況は絶望的にみえる。
だが、彼女は諦めてなどいない。
「ーーー笑わせんな」
@DDS97614480 凄まじい接近戦での応酬、
炎が舞い、剣閃走る大立ち回り。
お互いの武を魅せあった末に、ヨルネアの動きが鈍る。
陽炎「呵呵!」
妃夜九天の中で、陽炎が笑う。
「善い、善いぞ、素晴らしい神楽舞じゃ」
ヨルネアを下した数機を順繰りに見やる。
「ーーーーー妾が直接炎を振る舞う必要があるようじゃな」
@3s0W3NFmp7ibEo3 No.1「良く見な」
サーバルポルタイガーは、演舞を舞いかけたが、既にフレームから火花を吹いている。
正拳と震脚、魔刃の衝撃が、サーバルポルタイガーを行動不能手前まで追い込んでいたのだ。
それに、分体たちも既に壊滅しつつある。
「ーーーー陽炎が動くぜ?」
サブクエストクリアに続く
@DDS97614480 ヨルネア「善き剣筋……我も武を示さねばならないな」
ヨルネアの拳が燃え盛る。
「ーーーー紅牙流“壊閃華”」
二刀を二拳で打ち据え、ラッシュを繰り出していく!
@3s0W3NFmp7ibEo3 ヨルネア「見事なり、月の冴え!」
震脚、肩のアーマーを犠牲にする刹那に
「紅牙流“霊峰打”」
腰を落として溜め込んだ重圧
それをすべて乗せた正拳突きが繰り出される!
@NakajiBoot @3s0W3NFmp7ibEo3 連続で見舞う拳のラッシュ
それを弾き、捌き、反撃する連撃、
火の粉と火花が舞い踊る高速戦闘に、奇襲じみたテールアタックが脳天を狙う。
@8910_Hakuto_ ヨルネア「!!」
パイルが突き出される。
ヒットする、
そう確信するーーー
「ーーーー奉納“壊閃華”」
両手の炎を合掌、パイルの尖端を白刃取る。
が、勢いを殺しきれるはずもない、
爆散する炎とともに飛び退いたサーバルポルタイガーはナックルを損壊していた。