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バローズの「火星のプリンセス」。手元に置いておくならどれ? 創元版、小学館、岩崎書店、そして映画タイアップの創元版……。
今日の発掘品。発売時に探し回った「トワイライト・レディ」。個人的に一番かっこいいタイトルと思ってるジェイクス「今宵われら星を奪う」、内容は宇宙版ルパン三世スペシャル。バード中津くん推薦の「風の白猿神」。「何一つ終わってないし解決してない」と最後にキャラに語らせたファンタジア大賞。
丘野優の新作「悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。」は貴婦人無双。悪役令嬢のやり直しの一世代上のパターンだけれど、さすがに手堅く面白いね。
「ゴジラSP」のBlu-ray2巻が到着。そして、ようやく「アシャワンの乙女」のサルベージに成功! 単純明快、勧善懲悪、戦闘美少女学園小説。乙女の園の異能学園もので、超人バロム1のパスティーシュ作品。Kindleならまだ買えるはず。スゴいよ!
佐伯かよのの訃報を聞いたタイミングで少女マンガ棚。『燁姫』は、地味な眼鏡の女子高生が実は美貌の画商にして贋作家という、変身職業もの。これは妻が大好き。自分は世界的大企業の総帥という裏の顔を持つ女子高生2人組のアクションミステリ『口紅コンバット』の方が好き。今夜は再読。合掌。
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表紙がつながるタイプのイラストが表紙というと、やはり翻訳小説のSFが多そう。2分冊で同時刊行がほぼ条件になりますものね。
「フシノカミ」の書籍5巻とコミック1巻が到着。魔物との戦いで開拓もままならない辺境を舞台に、軌道エレベーターの記憶がある前世持ちの少年アッシュが文明再建をめざして奔走する物語。魅力的なキャラクターと最後にすべてのピースがぴたりとはまるストーリーが魅力。
『信長公弟記』彩戸ゆめ/宝島社。突然死したサラリーマンが織田家の八男として転生。しかし男は日本史に詳しいわけでもなく、前世チートらしい知識もなく、テレビでアイドルが農業とかを体験するのをぼんやりみていた程度。つまり、転生に大切なことは、すべて鉄腕DASHで学んだ……という話。
「信長の弟 織田信行として生きて候」ツマビラカズジ/GCノベルズ。今度は信行。よくある展開だよなあと思っていたら、中盤以降、風呂敷があれよあれよという間に広がって、こんなもの畳めるのか?と思っていると、大きくばっさりと畳み込んで決着をつける荒技。これだから戦国転生ものは面白い!