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#ラノベを雑に語る 84年は笹本祐一の代表作『妖精作戦』の登場年。大人の大義名分に逆らう少年たちの反逆譚。多くの作家に影響を与えてます。シリーズが進む毎にイラスト担当が変わるのはよくある話ですが、『妖精作戦』は同じ1冊目のイラストが激変してます。まるでラノベ界の示準化石。個人的には
@kinkasan20 この時期のコバルト文庫ってなんだったんでしょうね。ハヤカワや創元で拾わないタイプのSFをかき集めてましたよね。ロマンチックSFとかアニメのノベライズとか。
#ラノベを雑に語る ハヤカワSFでP・アンダースンの『大魔王作戦』。科学の代わりに魔法が発達した世界での、キリスト教圏の連合軍とサラセン教主軍の間に起こった第二次大戦を描いたスパイもの短編集。箒をエンジンにした戦闘機と魔法の絨毯の空中戦とか、そっちをメインで読みたかったなー。
イラストは天野喜孝版が有名というか基本だけれど、柴田昌弘とか横山宏とか米村孝一郎、中村龍徳といろんな人が描いてます。SFイズムに掲載された川原由美子のファンアートというのもありましたね。
#ラノベを雑に語る 高校生デビュー、SF界のプリンセスといわれた新井素子が高一コースで『星へ行く船』の連載を始めたのも1980年。新井素子としてはSF度は軽め。雑誌連載時は竹宮惠子のイラストでしたが、翌年の文庫化の際は表紙以外は全部別の人になりました。
#ラノベを雑に語る ハヤカワはSFだけでなくFTも文庫の数を増やしていきます。萩尾望都がイラストを描いたディクスン『ドラゴンになった青年』1979年。実験の失敗で異世界転移した恋人を追った青年が、さらに失敗でドラゴンに憑依。ドラゴン退治の騎士やらオオカミやら女弓士やらを仲間に加えつつ
#ラノベを雑に語る ここでやっと登場する石津嵐版『宇宙戦艦ヤマト』、1975年。アニメの初期設定を使っているらしく、内容はほぼ別物の鬱展開。テレビ版にもあった科学の発達と裏表の不安・不信感がたっぷりで、これに『さらば宇宙戦艦ヤマト』を足すと、キムタク版『宇宙戦艦ヤマト』になります。
岩本隆雄「星虫年代記」。同じ作者の同じ世界を舞台にした一続きの物語ではあるけれど、ひとつひとつ作品のテイストに合ったイラストが選択されているあたり、編集者に大事にされ、愛されているなあと思いました。
オカルトとホラーの朝松健が、熱血青春格闘技コメディに突っ走って、それにそのまんまの島本和彦がイラストを付けた「私闘学園」。終始ギャグに落としながらも、ところどころにバスに乗ったらどこにも辿り着かなかったとか、地下室に降りていった者が誰も戻らなかったとかホラーなエピソードが。
コバルト文庫の迷走とも言うべき初期作品群。川上宗薫の青春小説から始まって、竹宮惠子のイラストがついた新井素子、文・絵共に永井豪、そしてめるへんめーかーのイラストで久美沙織。ここまで7年。