//=time() ?>
あるいは若手作家が同年代の読者を対象に向けて書いたものとかいう説だと、2000年前後ならともかく作家も読者もそのまま20年スライドした今には合わないんじゃないかな? アニメ絵で刊行される本の半分は主人公がアラサー以上かその転生ものですよ。
メイド喫茶「キュアメイドカフェ」オープンが2001年。2004年スタートの『あそびにいくヨ!』では、お嬢さまを守るメイドたちは百戦錬磨の戦闘のプロということでしたし、同じ年の「お・り・が・み」でもメイドさんは魔王だったり改造人間だったりのフルバトルメイドなんですよね。
翌11年。『A=宇宙少女2×魂の速度』では地上最強のメイドさんが頑張ってますし、『白翼のリンケージ』は異形の者と戦うエージェントの隠れ蓑は「暴力メイド喫茶のメイド」という話。『不完全神性機関イリス』はゴミ捨て場から拾ってきたダメ家政婦アンドロイドが軍の最終兵器でした……という話。
タイムライン上の絶賛の声がステマっぽくないのが気になったので、急遽朝一番で『アイの歌声を聴かせて』を観に行きました。早朝ですが、田舎の劇場はじじばばばかりが行列作ってます。8時直前に子供連れの若夫婦が何組か。もちろんアイではありません。ガラガラのスクリーンで堪能して、開店直後のバ
#ラノベを雑に語る 絶対に雑には語れない『星虫』でとりあえず90年は終わり。ボーイ・ミーツ・ガールを基本に人類の進化する方向性を描いたジュブナイルSFで、『イーシャの舟』『鵺姫真話』『鵺姫異聞』の4冊で1セット。舞台となる時代も場所も違い、それぞれ独立して読めるのに、合わせて読むと
#ラノベを雑に語る 津守時生の『喪神の碑』シリーズも90年。滅びた文明の再興を使命とする「黄金のイルカ」号とそのクルーの冒険譚。重厚で壮大なスケールの物語と、軽妙でコミカルな会話が繰り広げられるスペースオペラ。無人の世界でAIに育てられたせいで、オネエ言葉になっている船長が陰の主役
#ラノベを雑に語る 『時の果てのフェブラリー』1990年。山本弘作品ではいちばん好き。ハードSF×ファーストコンタクト×美少女で、異常地帯ものをやってます。通常の人間の五感を超えた知覚力を持つ11歳の少女を守って、軍人たちが最新鋭装備で時空が歪んだ世界に挑みます。
#ラノベを雑に語る 同じく初期ドラマガを代表し90年以来、今も新刊が出るライトノベル界の最長不倒の『スレイヤーズ』。一見してチート主人公の無双譚で雰囲気的には『シェクティ』とは逆方向っぽいのだけれど、けっしておざなりな勢いだけの話じゃないんですよね。そうだったら21世紀まで続かない。
#ラノベを雑に語る 本当はオカルトやホラーが専門というか、そっちでは第一人者の朝松健による熱血格闘技コメディ。口先だけの格闘技オタクがボディビルダー少女や薙刀少女らを集めて格闘技同好会を作り、全方位に喧嘩を売ります。イラスト担当が誰かは見れば分かりますね?
#ラノベを雑に語る 菊地秀行のロマンチックホラーSF『トワイライト・レディ』。これも87年、コバルト掲載短編をまとめたものだから、発表年は86年かな? エマノン的な、永遠の時を生きる不思議な女性と、彼女と出会った男たちの物語。菊地×コバルト×ロマンチックの組み合わせは貴重です。