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思い出ルーベンス展。もっと肉の祭典巨大バロックドーーーン☆みたいな方向かと少し身構えてたのだけど、今昔の大型のイタリア絵画や堂々たる古典彫刻の人体と並んで目が慣れてしまって、いつもよりマイルドに感じました。(例えばリヒテンシュタイン展の方がバロさがえぐく感じた)
ムンクの哀しみや痛みを受け止めるには心も頭も弱いので、ポジティブな絵の方がやっぱり好き。哀れな人間の生を送るにあたって、せめて幾ばくかの人間賛歌を見たい。一番好きだったのは、エヴァ・ムドッチさん。他の女性像には無い敬意と賛美を感じた。あと馬。ファンタジーなのや風景や肖像も良い。
RT:カルモンテル面白い!皆お揃いの服着てお揃いの後ろ姿で何となくぶらぶらしている感じなのかしら。
カルモンテルは割と同じ様な肖像を沢山描くけど、楽器を弾く人も沢山描くので、良い。誰も彼も素敵なお庭で何か趣味に没頭しているようで素敵。
ボナールがテーブルの手前の端に静物を置きたがるのは、敬愛するシャルダンの影響ってあって、ナイフが飛び出てたりする静物画のことかな。なるほど、あれ格好良いもんね。真似したくなるかも?静物画コーナーではこの2枚がお気に入りでした。
RT:パリでジャン・ジャック・ルクー展。いいな、見てみたい。18世紀の建築家。アンビルドな感じの建築設計図の他、風変わりで謎めいた絵を描いている。繊細だけど何処か神経質でどれもエグい。名前しか知らないので、何故これ程エグい意味深な絵を描くのだろうって疑問しかない。
ニコラース・ベルヘム。北国の重い曇天の下、凍った川で作業する人たち。緩めのイタリア風景や穏やかな田園主題・動物などが得意だと思ってるのだけど、こんな暗いのもあるんだ。発見。26歳頃の作😲人物等は既にベルヘム節かも?あとダウのお婆ちゃんの皺やヤン・ウェーニクスの兎の超絶技巧とか。
サルヴァトル・ローザ1615-1673。兵士や戦闘シーン、魔術の情景、荒々しい風景などが得意なナポリ出身の画家。攻撃的な性格らしく、自作の風刺劇を演じ、詩も書く。18世紀の特に英国で流行り、ロマン主義の先駆者と見做された。画風から元山賊だったとか、ローマの暴動を率いて死亡とか伝説が生まれた
「ローマが風景になったとき」小針由紀隆著を読み返してみる。コローが4ヶ月年下のミシャロンに師事したのは1822年、26才の春。その年の9月に師匠は肺炎で亡くなる。その後コローはローマで亡きミシャロンが寄宿していた部屋を訪れ、ミシャロンと同じ風景画の留学生達と交流出来たということです。
ジャン=バティスト・カミーユ・コローが影響を受けたアシル=エトナ・ミシャロンの師匠のピエール=アンリ・ド・ヴァランシエンヌのオイルスケッチも超素敵だから載せちゃう。この3人の近代風景画までの流れがとても胸熱なのだけど、とりあえずみんな名前の文字数が多すぎる。