目黒雅也『西荻さんぽ/亜紀書房』Masaya Meguro illustration & kendoさんのイラストまとめ

【西荻窪イラストレーションスタジオ開講】
街あるきを描きましょう。絵が苦手だと思っている方からプロ志望までお気軽に^_^お試しからでも。
6名様まで。詳しくはリンクより
土曜日午前9時〜10時40分
水曜日午後19時20分〜21時
【10月】17日土・21日水
【11月】7日土・11日水
https://t.co/8spCbppri4

西荻窪の、いや日本の名酒場「酒房高井」。法善寺横丁、野毛、金沢新天地とこにも負けない「酒場のツボ」を押さえた名店だと思う。親爺と女将さん。普通の素材を工夫した肴。気の利いた選酒。カウンターは線画のように曲がっていて、棚には日々の積み重ねが伝わる小物。暖簾の向こうは非日常の癒し。

西荻窪「ウォーターブルーカフェ」。子供の頃は「栄喜堂」か「こけし屋」くらいしかケーキ屋さんが無かった街に、いつ頃からかな？洒落たケーキ屋さん、パティスリーってやつ？ができ始めた。その走りのようなイメージがあります。尖らず、ほっとする優しい感じは西荻窪っぽい。キュンとする感じのお店

初代西荻窪「それいゆ」画(2012年)。

西荻窪柳小路「赤い鼻」。家庭的な沖縄料理の酒場。親しみやすい赤鼻のマスターが人気だった(個人的には役者の斎藤洋介さん似だと思ってました)。マスターは数年前に惜まれつつ他界。それでも良心的な何もかもが継承され、未だ賑わいは絶えない。古くからのご常連もいらっしゃる。西荻の適応力の高さよ

西荻窪、アーケードカフェ&BAR「HI-SCORE」。古き良き時代のゲーム機で遊びつつ飲める。子供の頃この並びにあった「おもちゃのありあけ」のアーケードゲーム機に興じていた事を思い出します。タイ料理「ぷあん」や「虫箱」のある小路の入口角。一杯目はここから小路はしご酒で攻めてみるのも一興かと

(2016年作画)

西荻窪にかつてあった「たかお」のご主人は注文取る時「なにが？」というのがいい。小学生時代中国からの転校生もこの店が好きだと言った。それから学生時代、女子を連れて定食を食べに行きましたねえ。似顔絵は結構似ていると思います。ボトル入れられる歳になったけど、今は無し。残念。

西荻窪「萬福飯店」「コタン」の並びにかつて「たかお」という居酒屋がありました。終日定食があり、「天ぷら定食」と「ナスの肉はさみ揚げ定食」が最高でした。ポテサラや鳥皮ポン酢、揚げ出し豆腐。普通の良さが詰まっていた。ご主人はもちろん「小高商店」から野菜を仕入れていました。(2016年作画)

西荻窪「とりかず」は昔ながらの正道の焼き鳥。趣きある店内でも楽しめるのが嬉しい。名前の似た北口にあった「鳥一」(とりいち)は閉店だが、成田東に姉妹店が健在、鳥皮細切りを酢で和えたものが好きだ。「ロントリー」とは緑の看板のBARのこと。入ったことはないがこちらも健在のよう。