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鉄腕アトムとは手塚治虫流の子供向けユーモアなんだ。誠実さ、正直さのユーモア。アトムは成長しない。
何処にもたどり着かないし、邪悪な大人の世界に絶望する。多分、実は子供向けの夢の「不誠実さ」というユーモアが鉄腕アトムのテーマなのだ。
村上隆の作品でマシなものを探すと自己主張が強い作品になる。情念が伝わる作品。スーパーフラットという村上隆のコンセプトは日本を自己肯定するセンスなので批評性も無い。ミニマリズムの文脈とも違うガラパゴス的なもの。何となく昔から不快感が有るのは日本特有のファシズムの文脈だからだろう。
戦争は普遍的な現実では無い。フロイトとユングが違うように。戦争は普遍的な現実を思い込みによる圧力で歪めようとする事。フロイトもユングも人間の曖昧さを違うやり方で示している。曖昧さが平和で普遍なのだ。
ネット上でロシア側に付いてややこしくしてる連中は原油高、インフレ、景気後退、株安に賭けてるのだろう。金は人間を変える。ロシアを東側だと考えない方が良い。社会主義では無く個人独裁だ。ヒロイズムの妄想に病んでいるナルシシストと集団幻想に酔う孤独を恐れる大衆。
ロシアが蒔いたフェイク情報でアメリカ人が民主党のヒラリーを嫌ったように人の心は簡単に操作できる。特にリベラルという思想は嘘を受け入れる思想。多様性を受け入れる事とはみんなで嘘に耐える忍耐力を身に着ける事だからだ。自己実現とはそういうもの。結束しないといつでも世界は野蛮状態に戻る。
なぜウクライナのNATO加盟は拒否された?14年前にウクライナとジョージアがNATO加盟の前段階に申請した時に独と仏が拒否したらしい。もちろんプーチンの顔色を窺ったからだ。露側による情報操作で2国内の民意が反NATO加盟でもあった。今の危機は皮肉にも民意の結果。これが日本も含む全体主義の実態。
カリスマとは。「神輿は軽くてパーが良い」と日本ではよく言われる。政治家の首長にとって国民とは騙すものという意味だ。独裁者は時々国民に向けて自分を軽くてパーに見せる。彼らにとっては騙す事が仕事。それならジョニーデップに勝てる独裁者はいないな。彼らにはカリスマが足らない。
バッドペインティング。美的な素材と美的でない素材の混合。あいまいさの表現。正確さの放棄。従来の美術的感性を拒否することによるヘタウマ感。デビュー当時の村上春樹の小説はこういう感じに近い。